京都府道653号碇網野線
京都府道653号碇網野線(きょうとふどう653ごう いかりあみのせん)は、京都府京丹後市を通る一般府道である。
一般府道 | |
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京都府道653号 碇網野線 一般府道 碇網野線 | |
総延長 | 14.6565 km |
制定年 | 1959年(昭和34年) |
起点 | 京都府京丹後市丹後町上山【北緯35度43分45.7秒 東経135度11分51.5秒 / 北緯35.729361度 東経135.197639度】 |
終点 | 京都府京丹後市網野町掛津【北緯35度42分5.5秒 東経135度3分52.1秒 / 北緯35.701528度 東経135.064472度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
京都府道652号久僧伊根線 京都府道654号井辺平線 京都府道75号浜丹後線 国道482号 京都府道656号間人大宮線 国道178号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集京丹波市丹後町東部にある碇峠から京丹波市丹後町宇川地区の内陸と京丹後市丹後町豊栄地区を経由し、京丹後市網野町島津地区とを連絡する京丹後市で完結する路線である。宇川地区内に不通区間があるため全線通しての走破は不可能である。
京丹後市丹後町三宅の国道482号交点から徳光にかけては、国道482号丹後弥栄道路計画線の一部となっており、2011年(平成23年)度までに測量設計や用地補償を実施しており、順次築造工を進めるとしている[1]。
路線データ
編集- 起点:京丹後市丹後町上山(碇峠交差点、京都府道652号久僧伊根線交点)
- 終点:京丹後市網野町掛津(遊交差点、国道178号交点)
- 総延長:14.6565 km[注釈 1][3]
- 不通区間:京丹後市丹後町三山 - 京丹後市丹後町小脇
歴史
編集本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年(昭和34年)に京都府が第1次認定した路線のひとつである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。
年表
編集路線状況
編集碇高原と宇川に沿って往来する京都府道654号井辺平線との間が不通区間となっている。
不通区間の起点側は、起点で接続の京都府道652号久僧伊根線と碇高原で接続の丹後縦貫林道と併せて京都府道57号弥栄本庄線不通区間の迂回可能なルートになっている。一方の終点側のうち、京都府道654号井辺平線交点から京丹後市丹後町豊栄地区にかけては山越えの区間である。昭文社[6]およびiPC[7]の地図は道路が描かれているが、ゼンリン[8]の地図は道路がほとんど描かれていない。
1 - 1.5車線程度の狭隘な区間が残存している[9][10][11]。道路幅や周囲の状況については、Google マップの衛星画像によって鮮明な画像が不通区間より終点側の区間で提供されているため確認できる。
重複区間
編集- 京都府道75号浜丹後線(京丹後市丹後町是安 - 京丹後市丹後町成願寺・三宅橋交差点)
- 国道482号(京丹後市丹後町成願寺・成願寺清水交差点 - 京丹後市丹後町三宅・三宅橋西詰交差点)
- 京都府道656号間人大宮線(京丹後市丹後町成願寺 - 京丹後市丹後町成願寺・三宅橋交差点)
道路施設
編集橋梁
編集- 三宅橋(竹野川、京丹後市丹後町成願寺 - 京丹後市丹後町三宅、国道482号重複区間内)
地理
編集丹後半島北東にある京丹後市東部の碇峠から中部の網野町にかけてを西へ向かう。峠を越えて宇川水系や竹野川水系などを経る。標高400 mの碇高原[12]には、88haの牧場が拓かれているほか、ステーキハウスやキャンプ場もあり[13]、付近に笠山展望台が設置されている。また、終点の掛津には鳴き砂で著名な琴引浜があり、周辺には温泉が散在する。
通過する自治体
編集交差する道路
編集交差する道路 | 交差する場所 | |
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京都府道652号久僧伊根線 | 丹後町上山 | 碇峠交差点 / 起点 |
丹後半島縦貫林道 | 丹後町碇 | |
未供用区間 | ||
京都府道654号井辺平線 | 丹後町小脇 | 小脇交差点 |
京都府道75号浜丹後線 重複区間起点 | 丹後町是安 | 是安橋交差点 |
国道482号 重複区間起点 | 丹後町成願寺 | 成願寺清水交差点 |
京都府道656号間人大宮線 重複区間起点 | 丹後町成願寺 | |
京都府道75号浜丹後線 重複区間終点 京都府道656号間人大宮線 重複区間終点 |
丹後町成願寺 | 三宅橋交差点 |
国道482号 重複区間終点 | 丹後町三宅 | 三宅橋西詰交差点 |
国道178号 | 網野町掛津 | 遊交差点 / 終点 |
沿線
編集- 自然
- 宇川
- 竹野川
- 教育
- 余暇・観光
- 笠山展望台
- 碇高原牧場
- 丹後琴引温泉
- 鳴き砂温泉
- 琴引浜
峠
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 京都府道75号浜丹後線および国道482号として管理される重複区間を除く実延長[2]。
出典
編集- ^ 「一般国道 482号(丹後弥栄道路) 地域自主戦略交付金事業:丹後町三宅~弥栄町和田野 (PDF) 」京都府丹後広域振興局丹後土木事務所。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)」京都府。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「京都府管理道路一覧」京都府。2012年8月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 昭和34年京都府告示第858号:『京都府公報』昭和34年12月18日号外、20頁。
- ^ 平成6年京都府告示第280号-2:『京都府公報』平成6年号外第31号、8頁。
- ^ 『スーパーマップルデジタル13』昭文社、2012年7月6日
- ^ 「MapFan Web」インクリメントP。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「Google マップ」Google、「Mapion」Mapion、「Yahoo!ロコ」Yahoo! JAPAN。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「府民公募型安心・安全整備事業 22 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「府民公募型安心・安全整備事業 359 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「道路状況総括表(その1) (PDF) 」京都府道路計画課。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「碇高原」ゆったり丹後 - 丹後広域観光キャンペーン協議会。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「碇高原」京丹後市観光協会公式ホームページ「京丹後ナビ」。2012年8月12日閲覧。
- ^ 「ウォッちず 北緯35度43分46.2秒 東経135度11分50.4秒」国土交通省国土地理院。2012年8月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 京都府丹後広域振興局丹後土木事務所(道路管理者)