京谷啓徳
日本の西洋美術史学者
京谷 啓徳(きょうたに よしのり、1969年 - )は、日本の西洋美術史学者、学習院大学教授。
人物情報 | |
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生誕 | 1969年(54 - 55歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学文学部 東京大学大学院人文社会系研究科 |
学問 | |
研究分野 | 西洋美術史 |
研究機関 | 学習院大学 |
学位 | 博士(文学) 東京大学 |
学会 |
文化資源学会 地中海学会 美術史学会 |
主な受賞歴 |
サントリー学芸賞 マルコ・ポーロ賞 地中海学会ヘレンド賞 |
脚注 |
略歴
編集香港生まれ。1988年千葉県立東葛飾高等学校卒業、1993年東京大学文学部美術史学科卒、99年同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。2000年「君主称揚のレトリック :ボルソ・デステとスキファノイア宮殿「12カ月の間」装飾壁画」で博士(文学)。
東京大学助手、九州大学人文科学研究院助教授、准教授、2019年学習院大学文学部教授。
2003年『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』で、第9回地中海学会ヘレンド賞、第26回マルコ・ポーロ賞受賞。2018年『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』でサントリー学芸賞受賞。
著作
編集- 『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』中央公論美術出版、2003
- 『もっと知りたいボッティチェッリ 生涯と作品』東京美術 アート・ビギナーズ・コレクション、2009
- 『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』講談社選書メチエ 2017
共著
編集- 『ボッティチェッリ全作品』高階秀爾、鈴木杜幾子共編・解説 中央公論美術出版、2005
- 『西洋美術の歴史 4 ルネサンスⅠ 百花繚乱のイタリア、新たな精神と新たな表現』小佐野重利・水野千依共編著 中央公論新社 2016。ISBN 978-4124035940
- 『西洋美術史(美術出版ライブラリー 歴史篇)』秋山聰、田中正之監修 美術出版社、2021