交響曲第9番 (ハリス)
交響曲第9番は、ロイ・ハリスが1962年にユージン・オーマンディの依頼でフィラデルフィア管弦楽団のために作曲され、フィラデルフィア市に捧げられた交響曲である。初演は1963年1月18日にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団により行われた。
楽器編成
編集4管編成の大きなものである。 フルート3、ピッコロ、オーボエ2、イングリッシュホルン2、クラリネット3、バスクラリネット(第4奏者はクラリネット持ち替え)、、ファゴット3、コントラファゴット(第4奏者はファゴット持ち替え)、ホルン6、C調独奏トランペット、トランペット3、トロンボーン3、バストロンボーン、バリトン、チューバ、ハープ、ピアノ、ティンパニ、打楽器、弦五部、
演奏時間
編集およそ28分。
楽曲構成
編集3楽章からなる。
- 第1楽章 前奏曲
- 3/2拍子‐6/4拍子。
- 第2楽章 コラール
- 2/4拍子
- 第3楽章 対位法的構造
- 最初に6本のホルンにより主題が提示された後、管楽器が入り、弦がこの主題を繰り返す。
参考文献
編集- 『最新名曲解説全集3 交響曲III』(音楽之友社)