井筒雄三
平成時代の実業家
井筒 雄三(いづつ ゆうぞう、1944年〈昭和19年〉12月12日[1] - 2017年〈平成29年〉12月1日[2][3])は、平成時代の実業家。日本電気硝子社長、同会長。
経歴
編集京都府出身[1][3]。1967年(昭和42年)同志社大学経済学部卒業[1]。日本電気硝子へ入社し、CRT事業本部長を経て、1996年(平成8年)取締役、2000年(平成12年)常務、2002年(平成14年)取締役・専務執行役員の後[1]、2003年(平成15年)6月に社長へ就任した[4]。2010年(平成22年)6月に会長へ[4]、2015年(平成27年)3月に相談役へ就任した[5]。2017年(平成29年)12月1日、癌のため死去した[3]。
ほか、滋賀県立大学非常勤理事[6][7]、ガラス産業連合会副会長[8]を歴任した。社長在職中の2009年(平成21年)3月に日本電気硝子は、厚さ30マイクロメートルの当時世界最薄のガラスの試作に成功した[9]。
脚注
編集- ^ a b c d 興信データ株式會社 2005, い16頁.
- ^ “井筒雄三氏が死去 元日本電気硝子社長”. 日本経済新聞社 (2017年12月4日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ a b c “井筒雄三氏死去/元日本電気硝子社長”. 四国新聞社 (2017年12月4日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ a b “井筒雄三 - 日本電気硝子株式会社 (2014年3月期) 役員の略歴”. 健全!どんぶり会計β版. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “訃報”. 日本電気硝子. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “平成22事業年度 公立大学法人滋賀県立大学の業務の実績に関する報告および項目別評価結果(参考資料)”. 滋賀県公立大学法人評価委員会 (2011年9月). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “平成27年度 事業報告書 第10期事業年度”. 公立大学法人滋賀県立大学. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “平成25年「ガラス産業連合会新年会」報告”. (一社)ニューガラスフォーラム事務局. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “無研磨で世界最薄の厚さ30マイクロメートルを達成したガラス”. 電波プロダクトニュース (2009年3月3日). 2022年2月2日閲覧。
参考文献
編集- 興信データ株式會社『人事興信録 第43版 上』興信データ、2005年 。