井澤 勇治(いざわ ゆうじ、1952年 <昭和27年>[1] - )は、日本の地方公務員東京都知事秘書部長、東京都生活文化局長を歴任。瑞宝双光章受章。

経歴

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大分県別府市生まれ。1975年 慶応義塾大学卒業後、ビクター音楽産業に入社した。退職後の1979年東京都庁に入職した。総務局総務課課長、石原慎太郎都知事秘書部長[1]を経て、2011年7月に並木一夫の後任として生活文化局長に就任した[2]。高齢者を狙った悪質商法対策、私学助成、小中学校の校舎耐震化等に取り組んだ[3]2012年6月、小林清の後任として同職、東京都庁を退職した[4]

都庁退職後、東京港埠頭副社長、東京都中小企業振興公社理事長、明治安田生命保険相互会社顧問、私立専門学校等評価研究機構理事長を務めた[1]

著作

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  • 「秘書が見た都知事の素顔 石原慎太郎と歴代知事」 (芙蓉書房出版) [5]

栄典

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  • 2024年4月 - 令和6年春の叙勲で瑞宝双光章を受章[6]

脚注

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  1. ^ a b c 井澤勇治 プロフィール”. HMV. 2025年1月12日閲覧。
  2. ^ 平成23年 2011年8月12日付 官報 本紙 第5617号 7頁
  3. ^ 局長に聞く 38 積極的な情報発信に努める”. 都政新聞 (2011年12月20日). 2025年1月12日閲覧。
  4. ^ 平成24年 2012年7月12日付 官報 本紙 第5841号 8頁
  5. ^ 秘書が見た都知事の素顔 石原慎太郎と歴代知事”. HMV. 2025年1月12日閲覧。
  6. ^ 令和6年春の叙勲勲章受章者名簿P50”. 総務省. 2025年1月12日閲覧。
先代
並木一夫
東京都生活文化局長
2011年 – 2012年
次代
小林清