井泉
井泉(いせん)は、東京都文京区湯島に本店を置くとんかつ専門店である。
井泉本店(2014年3月) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目40番3号 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 7010001000594 |
事業内容 | とんかつ店 |
支店舗数 | 3店舗 |
外部リンク |
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1930年(昭和5年)、とんかつ専門店の多い東京上野に「セイセン」の名で店を構えたのが始まりで、各地に暖簾分けによる店舗を有する。「かつサンド」発祥の店としても知られ[1]、1963年(昭和38年)の映画 『喜劇 とんかつ一代』(東宝)のモデルともなった。
かつサンド
編集初代・石坂一雄が1930年(昭和5年)、箸で切れるやわらかいトンカツを完成させたのが始まり[2]。1935年(昭和10年)に初代・石坂登喜(女将)が、当時の下谷花柳界の芸者衆の口が汚れないようにと、パンにはさんで小さなかつサンドを作ったのが始まりとする、かつサンド発祥の店としても知られる[3]。
暖簾分け
編集直営店は湯島の本店、上野松坂屋地下、日本橋高島屋地下の3店のみである。 井泉から暖簾分けした店は「お箸できれるやわらかいとんかつ」のキャッチフレーズと「豚さんマーク」を使用して「○○(地名)井泉」の屋号で営業していることが多い。
- あさひ川井泉
1972年(昭和47年)7月に湯島本店より暖簾分けし、北海道旭川市にて開業。旭川市・札幌市にて「井泉」を展開するほか、旭川市内に新業態「かつ伴」を展開。
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あさひ川井泉2条店
(北海道旭川市)
「まい泉」との関係
編集1978年(昭和53年)から東京都渋谷区神宮前に店舗を構えるとんかつ店『まい泉』(まいせん)[4]も井泉から独立した店であるが、正式な暖簾分けではない[5]。事後承諾の名称使用許可の下で「青山井泉」という屋号を使用していたが、1983年(昭和58年)の本店改築を期に商号を変更した。この『まい泉』を運営する井筒まい泉株式会社は、2008年(平成20年)3月サントリーの傘下に入った[4]。
ギャラリー
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ロースカツ
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かつサンド
脚注
編集- ^ 毎日放送知っとこ! 2009年11月29日放送より
- ^ 井泉本店のホームページによる
- ^ 青木ゆり子『日本の洋食』ミネルヴァ書房、2018年、175頁。
- ^ a b まい泉の40年のあゆみ とんかつまい泉のウェブサイト、平成24年1月26日閲覧
- ^ TOKTOYWISE かつサンドの満腹
外部リンク
編集座標: 北緯35度42分26.8秒 東経139度46分20秒 / 北緯35.707444度 東経139.77222度