井本英一
井本 英一(いもと えいいち、1930年7月20日 - 2014年1月26日[1])は、日本のイラン学者、神話学・歴史学者。
経歴
編集兵庫県神戸市生まれ。京都大学文学部言語学科卒業。テヘラン大学で学び、日本に帰国後、広島大学文学部助教授、大阪外国語大学助教授、1970年教授。1994年定年退官、名誉教授、桃山学院大学教授。2001年退任[2]。2008年にイラン政府からファーラービー国際賞授与。2010年春、瑞宝中綬章受勲[3]。
著書
編集- 『古代の日本とイラン』学生社 1980
- 『死と再生 ユーラシアの信仰と習俗』人文書院 1982
- 『飛鳥とペルシア 死と再生の構図にみる』小学館 1984
- 『境界・祭祀空間』平河出版社 1985
- 『輪廻の話 オリエント民俗誌』法政大学出版局 1989
- 『王権の神話』法政大学出版局 1990
- 『習俗の始原をたずねて』法政大学出版局 1992
- 『夢の神話学』法政大学出版局 1997
- 『十二支動物の話 子丑寅卯辰巳篇』法政大学出版局 1999
- 『聖なる伝承をめぐって』法政大学出版局 1999
- 『穢れと聖性』法政大学出版局 2002
- 『神話と民俗のかたち』東洋書林 2007
共著・編著
編集- 岡本健一・金澤良樹共著『アレクサンダー大王99の謎』(サンポウジャーナル、1978)選書
- 金岡秀友・杉山二郎『シルクロードと仏教』(大法輪閣、1980)
- 『神話・象徴・言語』全3巻 共著 GRMC編 篠田知和基編集責任 楽瑯書院 2008
- 『アジア遊学137 東西交渉とイラン文化』勉誠出版 2010
- 『足利惇氏著作集 第1巻 イラン学』東海大学出版会(全3巻)1988。伊藤義教共編