井坪陽生

東京都八王子市出身のプロ野球選手

井坪 陽生(いつぼ ひなせ、2005年3月17日 - )は、東京都八王子市出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。阪神タイガース所属。

井坪 陽生
阪神タイガース #40
2024年4月17日 阪神鳴尾浜球場
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都八王子市
生年月日 (2005-03-17) 2005年3月17日(19歳)
身長
体重
177 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2022年 ドラフト3位
年俸 600万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

八王子市立七国中学校在学時は硬式野球のクラブチームである八王子シニアでプレーし、3年時にU-15アジアチャレンジマッチの日本代表に選出された[2]

関東第一高等学校に進学し、1年秋には4番を務めたが、その後監督の米澤貴光から「考え方や取り組みが甘い」とされて2年春、夏はベンチを外され、同年秋から復帰した[3]。3年春は東京都大会で優勝し、関東大会でも準優勝した[4][5]。同年夏は東東京都大会準々決勝で都立城東に敗れた[6]。3年間で甲子園大会出場はなし。高校通算32本塁打[7]

2022年9月5日にプロ志望届を提出[8]。その後同年のドラフト会議にて、阪神タイガースから3位指名を受けた[7]。担当スカウトは平塚克洋[9]。契約金5000万円、年俸600万円で入団が決まった(金額はいずれも推定)[10]。背番号は40[11]

選手としての特徴・人物

高校通算32本塁打の長打力に50m走6秒0の俊足、遠投101メートルの強肩[12]、投手として最速144km/hを記録した強肩を備える[7]。打撃では軸足に体重を乗せ、バットを上下に動かす独特なフォームが特徴[13]。ミート力も高く、高校時代は公式戦で1度しか三振したことがない[14]

幼少期は埼玉西武ライオンズのファンとして育ち、憧れの選手は浅村栄斗中島宏之[7]

詳細情報

背番号

  • 40(2023年 - )

登場曲

代表歴

  • 2019 U-15アジアチャレンジマッチ 日本代表

脚注

  1. ^ 阪神 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月13日閲覧
  2. ^ 井坪 陽生|U-15」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2022年10月21日閲覧
  3. ^ 1年秋に4番もベンチ外を経験したU-15代表経験者・井坪 陽生。関東一の1番・中堅手を引き継ぐ素質」『高校野球ドットコム』2022年1月5日。2022年10月21日閲覧
  4. ^ 関東第一が東京都大会優勝 左腕・桝川颯太が快投「真っすぐがよかった」 二松学舎大付・布施は復調誓う」『スポニチ Sponichi Annex』2022年4月24日。2022年10月21日閲覧
  5. ^ 関東第一は2年連続準優勝、東京勢16年ぶりの頂点ならず 打線精彩欠き浦和学院に敗れる - 高校野球」『日刊スポーツ』2022年5月29日。2022年10月21日閲覧
  6. ^ 関東第一まさか…10年ぶりに4強逃す 高校32本塁打・井坪は4の1止まり」『スポニチ Sponichi Annex』2022年7月25日。2022年10月21日閲覧
  7. ^ a b c d 【ドラフト】関東第一・井坪陽生は阪神が3位指名「トリプルスリーを目指したい」」『日刊スポーツ』2022年10月21日。2022年10月21日閲覧
  8. ^ 2022年|プロ野球志望届提出者一覧」『公益財団法人日本高等学校野球連盟』。2022年10月21日閲覧
  9. ^ 「やるからには開幕1軍狙う」 阪神3位の関東第一・井坪選手」『朝日新聞デジタル』2022年10月26日。2024年2月17日閲覧
  10. ^ 阪神ドラ3・井坪陽生が仮契約「球団を代表する選手に」 トリプルスリーが目標」『デイリースポーツ online』2022年11月20日。2022年12月12日閲覧
  11. ^ 2023年度新人選手入団発表会」『阪神タイガース公式サイト』2022年12月12日。2022年12月12日閲覧
  12. ^ 阪神ドラ3・井坪が指名あいさつに「ようやく実感沸いた」走攻守全てでアピール目指す」『デイリースポーツ online』2022年10月26日。2022年10月26日閲覧
  13. ^ 高卒新人が2軍で一時“首位打者” コーチも一目置く…阪神ドラ3は「他とちょっと違う」」『Full-Count』2023年7月6日。2023年7月7日閲覧
  14. ^ 【阪神】ドラ3井坪陽生仮契約、高校時代の三振わずか1「初球から振っていく」超積極的打撃武器」『日刊スポーツ』2022年11月20日。2023年4月2日閲覧

関連項目

外部リンク