井上宮
井上 宮(いのうえ きゅう、19??年 - living)は、日本の小説家、ホラー作家。
井上 宮 (いのうえ きゅう) | |
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職業 |
小説家 ホラー作家 |
言語 | 日本語 |
ジャンル | ホラー小説 |
主な受賞歴 | 小説宝石新人賞(2016年) |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集2016年(平成28年)、ホラー短編『ぞぞのむこ』で第10回小説宝石新人賞を受賞する[1][2][3]。選考委員の唯川恵は、「とにかく迫力があるし、怖い作品である」と評価し、山本一力は、「どんどん読み進み、破綻なしに最後まで引っ張られた。とにかく〈ぞぞ〉というものを発明した筆者の力量にやられた」と評価している[4]。
話を作るのが好きで、小学生時代はノートに物語を書き付けていたという[1]。愛知教育大学の美術科に進学した頃、少女漫画を描いて出版社に持ち込んでいた[1]。結婚・出産の後、名古屋で発行されていたミニコミ誌『暮らすメイト』を知り、投稿や編集などを通して、書くことへの関心を高める[1]。文学賞へは30回以上応募したが落選が続き、学び直すために朝日カルチャーセンターの小説講座を受講[1]、その後2016年に第10回小説宝石新人賞で初の受賞となった。
作品リスト
編集- ぞぞのむこ(『小説宝石』 2016年6月号)
- じょっぷに(『小説宝石』 2016年8月号)
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e 丹羽のり子 (2016年6月3日). “小説歴30年、主婦が新人賞 「妄想過ぎて白昼夢かと」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞) 2016年7月30日閲覧。
- ^ “第10回小説宝石新人賞”. 光文社. 2016年7月30日閲覧。
- ^ くまざわ書店岩倉店 (2016年6月11日). “くまざわ書店岩倉店さんのツイート: "【小説宝石】岩倉市の井上宮さんの書かれたホラー小説「ぞぞのむこ」が第10回小説宝石新人賞受賞されました”. twitter. 2016年7月30日閲覧。
- ^ “第10回小説宝石新人賞 最終選考”. 光文社. 2016年7月30日閲覧。