五十嵐秀彦
五十嵐 秀彦(いがらし ひでひこ、1956年3月12日 - )は、俳人。北海道帯広市生まれ。札幌市在住。現代俳句協会、俳人協会会員。漫画家の田島ハルは次女[1]。
札幌北高等学校、明治学院大学法学部法律学科卒。1994年より句作を開始。俳誌「藍生」にて黒田杏子、「雪華」にて深谷雄大に師事。[2][3]
来歴
編集- 2001年 超結社のメール句会「迅雷句会」起ち上げ。
- 2003年 「寺山修司俳句論」で現代俳句評論賞受賞、藍生新人賞受賞。
- 2004年 雪華俳句賞受賞。
- 2008年 第2回遊行賞受賞。
- 2011年 北海道新聞「道内文学時評(俳句)」執筆担当(~現在)。
- 2012年 北海道に俳句集団「itak(アイヌ語で「言葉」の意)」を発足。
- 2013年 第1句集『無量』刊行、北海道新聞俳句賞佳作。藍生賞、北海道文化奨励賞受賞。
- 2017年 北海道新聞「新・北のうた暦」分担執筆(~現在)。
- 2018年 朝日新聞「道内俳壇」選者。中北海道現代俳句協会会長。現代俳句協会理事[4]。現代俳句評論賞選考委員[5]。北海道文学館理事[6]。
- 2019年 月刊誌「俳句」(角川文化振興財団)6月号より「令和俳壇」選者。
- 2022年 同人誌「アジール ASYL」創刊。
- 2023年 第2句集『暗渠の雪』刊行[7]。
著書
編集- 第1句集 『無量』(2013年、書肆アルス)
- 花森こま編 『君住む街角』(共著、2013年、文學の森)
- 第2句集 『暗渠の雪』(2023年、書肆アルス)
脚注
編集- ^ 田島ハルのブログ
- ^ 「北の表現者たち2014」(北海道文学館)P16
- ^ 現代俳句協会/GHOC現代俳句オープンカレッジ講師
- ^ 現代俳句協会/主要役員
- ^ 現代俳句協会/現代俳句評論賞
- ^ 公益財団法人北海道文学館のあゆみ
- ^ マブソン青眼, 角川書店刊「俳句 (雑誌)」 2023年10月号, 五十嵐秀彦句集『暗渠の雪』書評・「北方の魂(ラマ)と現代的詩心と」