流光斎子健

江戸時代の大坂の浮世絵師
二代目流光斎から転送)

流光斎 子健(りゅうこうさい しけん、生没年不詳)は江戸時代大坂浮世絵師

来歴

編集

流光斎如圭の門人。如圭の子。一説には兄ともいわれる。多賀氏、名は子健。2代目流光斎、子健、朴仙と号した。堀江に住んでいたが壮年に没す。文化期に作画しており、肉筆画及び挿絵を描いている。

作品

編集
挿絵
肉筆画
作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款・印章 備考
猩々図 板地著色 絵馬1面 178.0x132.2 金刀比羅宮 款記「浪速 賀子健」/「子健之印」白文方印 木枠に「奉献」「于時文化11年甲戌十一月吉日筑前国福岡港町二代目木屋儀右衛門」「明治二十七年修繕筑前国福岡市荒戸町五代目岩根儀平 仝正一 仝喜之助 仝源次郎 奥村次平」[1]
風俗人物図 紙本着色 3巻

脚注

編集
  1. ^ 伊藤大輔責任編集 『平成の大遷座祭斎行記念 金刀比羅宮の名宝─絵画』 金刀比羅宮、2004年9月1日、pp.203、369-370。

参考文献

編集