亀城公園 (刈谷市)
亀城公園(きじょうこうえん)は、愛知県刈谷市城町1-1-1にある公園。公園分類は総合公園。名称は刈谷城の別名(亀城)に由来する[2]。
亀城公園 Kijo Park | |
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亀城公園と桜 (2016年3月) | |
分類 | 総合公園[1] |
所在地 | |
座標 | 北緯34度59分18.92秒 東経136度59分0.36秒 / 北緯34.9885889度 東経136.9834333度座標: 北緯34度59分18.92秒 東経136度59分0.36秒 / 北緯34.9885889度 東経136.9834333度 |
面積 | 129,000m2 |
開園 | 1937年(昭和12年)4月23日[1] |
設備・遊具 | 刈谷球場、刈谷市体育館、武道場、運動広場 |
駐車場 | 700台 |
公式サイト | 亀城公園 |
歴史
編集戦前
編集天文2年(1553年)には水野忠政が刈谷城を築城した。1913年(大正2年)、碧海郡刈谷町(現・刈谷市)の士族会が木造平屋建ての十朋亭を建設した[3]。
1936年(昭和11年)には刈谷町役場が刈谷城址を譲り受け、本丸と二の丸の一部を公園化した[2]。1941年(昭和16年)に太平洋戦争が開戦すると、本丸の高台が高射砲陣地として使用されて荒地となっていた。
戦後
編集1971年(昭和46年)春には工費2000万円が投じられ[3]、本丸跡にあたる高台一帯を回遊式日本庭園として整備した。
1971年(昭和46年)から1972年(昭和47年)には刈谷市名誉市民の石田退三(元トヨタ自動車社長)からの寄付により、老朽化が進行した十朋亭の改築が行われた[3]。1971年(昭和46年)9月6日に解体工事に着工し、鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積308m2の施設に建て替えた[3]。
特色
編集園内にはソメイヨシノが約650本植えられ、桜の名所となっている。3月下旬から4月上旬には桜まつりが開催され、5万人以上の花見客が訪れる[5]。
施設
編集ギャラリー
編集-
亀城公園の桜
(2011年4月) -
本丸跡の日本庭園
(2014年1月) -
日本庭園と十朋亭
(2016年3月) -
松本奎堂歌碑
(2016年3月) -
豊田佐吉翁像
(2009年8月) -
刈谷球場
(2014年1月) -
刈谷市体育館
(2019年5月) -
刈谷市歴史博物館
(2019年5月)
交通アクセス
編集脚注
編集- ^ a b “冊子「刈谷の公園」” (PDF). 刈谷市. 2017年2月26日閲覧。
- ^ a b “水野氏の居城跡 亀城公園”. 刈谷市観光協会. 2015年3月21日閲覧。
- ^ a b c d 「市民いこいの場に 刈谷市亀城公園の十朋亭 トヨタ・石田さんの寄付で改築工事はじまる」『中日新聞』1971年9月7日、三河版
- ^ 「刈谷市 『亀城公園』を再整備」『読売新聞』2010年4月28日
- ^ 刈谷の桜まつり(西の名所、亀城公園) 刈谷市観光協会
外部リンク
編集- 亀城公園 刈谷市