九鬼 隆恭(くき たかやす)は、江戸時代中期の丹波国綾部藩の世嗣。通称は左京。
4代藩主・九鬼隆寛の長男として誕生。母は黒田直邦の娘。
父の養子となっていた隆英が延享3年(1746年)に没したため代わって嫡子となり、同年徳川吉宗に拝謁する。しかし、宝暦2年(1752年)廃嫡され、代わって四弟・隆貞が嫡子となった。
宝暦8年(1758年)死去した。