九店楚簡
九店楚簡(きゅうてんそかん)は、中国の湖北省江陵県九店公社磚瓦廠(現在の荊州市荊州区紀南鎮紀南第二磚瓦廠)で出土した戦国時代の楚国の簡牘である。
九店楚簡 | |
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作製年代 | 戦国時代 |
発見年月 | 1981年 - 1989年 |
出土地 | 中国湖北省江陵県九店公社磚瓦廠 |
資料データ | |
種別 | 竹簡 |
数量 | 205枚 |
内容 | 日書、「季子女訓」 |
書体 | 楚文字 |
概要
編集1978年に東周墓が発見され、1981年から1989年末にかけて発掘された597基のうちの56号墓から、205枚の竹簡が出土した。出土した竹簡のうち保存状態が良い簡は35枚で、ほかは残簡である。農作物に関係する簡と数術に関係する「日書」に大別される。この「日書」は現存最古のものである。また621号墓からは88枚の簡が出土し、うち34枚は判読可能で、「季子女訓」と名づけられた古逸書が見られる。