丹東駅
中国の鉄道駅
丹東駅(たんとうえき)は中華人民共和国遼寧省丹東市振興区にある、中国鉄路総公司(CR)の鉄道駅。
丹東駅 | |
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駅舎(2009年1月) | |
たんとう Dandong | |
所在地 | 遼寧省丹東市振興区 |
所属事業者 | 中国鉄路総公司(CR) |
管轄鉄路局 | 瀋陽鉄路局 |
等級 | 一等駅 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 5面9線 |
開業年月日 | 2015年 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | 瀋丹線* |
キロ程 | 270 km(瀋陽起点) |
◄金山湾 (7 km) | |
所属路線 | 丹大快速鉄道 |
キロ程 | (丹東起点) |
(2 km) 丹東西► | |
所属路線 | 瀋丹高速鉄道 |
キロ程 | (瀋陽南起点) |
◄五龍背東 | |
丹東駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 丹東站 |
簡体字: | 丹东站 |
拼音: | Dāndōng Zhàn |
発音: | ダンドン ヂャン |
日本語漢音読み: | たんとうえき |
概要
編集瀋丹線の終点の一等駅。北京、青島、チチハル、長春等からの長距離列車のほか、省内の主要都市との間の旅客輸送がある。中朝友誼橋の中朝国境には単線の線路が新義州方面に通じ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平義線に連絡しており、北京 - 平壌間の国際列車であるK27/28次列車も運行されている。また、瀋丹線と並行する瀋丹旅客専用線と、大連駅とを直接結ぶ丹大都市間鉄道(現在の金荘線と丹東側の貨物線を延伸して接続)が2010年3月に着工された。
乗り入れ路線
編集歴史
編集- 1904年 - 日本が安奉線(安東~奉天)を敷設。鉄一浦駅という簡易駅が設置された。これが丹東駅の前身である[1]。
- 1909年8月~1911年、安奉線を標準軌に改軌[2]。
- 1909年5月~1911年10月、朝鮮総督府鉄道京義線と鴨緑江大橋(現・断橋)で接続。これにより、釜山まで鉄道でつながった[3]。
- 1912年 - 鉄一浦駅を安東駅に改名[1]。
- 1914年 - 日本は北京政府に安東駅の拡張を強制させた[1]。
- 1943年7月 - 鴨緑江にもう1つの橋を架ける。(今の中朝友誼橋)これにより鉄道と道路で各々の橋を利用することができるようになった[4]。
- 1950年10月19日 - 朝鮮戦争に中国人民志願軍が参加。第1陣に参加して安東駅と長甸駅より朝鮮領内に入る[5]。
- 1954年6月3日 - 北京-平壌間を直通する国際列車の運行が開始される。
- 1965年1月 - 安東市が丹東市に改名され、駅名も同時に丹東駅に変更される[6]。
- 1987年~1989年5月14日 - 大規模な改築が行われる[1]。
- 2008年3月10日 - 再び改築が行われ、3月25日まで臨時駅舎にて営業[7]。
- 2009年1月17日 - 新駅舎使用開始。新駅舎長146.4m、幅46m、2階建て、一部3階で、建築面積1.53万平方メートル[8]。
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南満州鉄道時代の安東駅
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新駅舎移行前の丹東駅
駅構造
編集のりば
編集乗り場の番号は線路1線ごとではなく、ホーム1面ごとにつけられている。
ホーム | 路線 | 行先 |
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1 - 3 | 瀋丹線 | 鳳凰城・本渓・瀋陽・京哈線北京方面 |
丹大線 | 前陽方面 | |
平義線 | 新義州青年・平壌方面 |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 几代人眼里的丹东火车站[リンク切れ]
- ^ 日本强筑安奉铁路始末 Archived 2010年6月9日, at the Wayback Machine.
- ^ 鸭绿江大桥[リンク切れ]
- ^ 抗美援朝初期 美为何不敢轰炸鸭绿江大桥
- ^ 参加抗美援朝中国人民志愿军各军简介
- ^ 名城巡礼--丹东
- ^ 丹东站临时站舍3月25日启用[リンク切れ]
- ^ 丹东站投入使用[リンク切れ]
関連項目
編集- 南満州鉄道
- 中華人民共和国の鉄道
- 西浦駅 (平壌直轄市) - 北朝鮮への貨物列車の大半は、西浦駅へと輸送される。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、丹東駅に関するカテゴリがあります。