中間渦巻銀河

非棒状渦巻銀河と棒渦巻銀河の中間の特徴を持つ銀河

中間渦巻銀河[要出典](Intermediate spiral galaxy)は、棒渦巻銀河と非棒状渦巻銀河の間の分類である[1][2]。銀河の形態分類においては、SABという記号で表される[1][2]

NGC 253は、ちょうこくしつ座に存在する中間渦巻銀河である。

グレード

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de Vaucouleursの分類体系では、SAB-銀河は、SA-銀河とSB-銀河の中間に位置する。
画像 情報 備考
SAB0- SAB0-は、レンズ状銀河である。
SAB0 SAB0は、レンズ状銀河である。
SAB0+ SAB0+は、レンズ状銀河である。
SAB0/a SAB0/aは、中間レンズ状銀河とも考えられる。
M65 SABa   M65は、実際は"SAB(rs)a"型である。
NGC 4725 SABab   NGC 4725は、実際は"SAB(r)ab pec"型である。
M66 SABb   M66は、実際は"SAB(s)b"型である。
M106 SABbc   M106は、実際は"SAB(s)bc"型である。
NGC 253 SABc   NGC 253は、実際は"SAB(s)c"型である。
NGC 2403 SABcd   NGC 2403は、実際は"SAB(s)cd"型である。
SABd
SABdm SABdmは、中間マゼラン渦巻銀河と考えることもできる。
NGC 4625 SABm   SABmは、マゼラン渦巻銀河(Sm)である。 NGC 4625は、実際は"SAB(rs)m pec"型である。

出典

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  1. ^ a b "Building Galaxies", Leslie Kipp Hunt, 15 October 2004
  2. ^ a b "Galaxy Formation", Malcolm S. Longair, 1998, Springer, ISSN 0941-7834