中釜 斉(なかがま ひとし、1956年昭和31年〉7月25日[1] - )は、日本医師医学者。専門分野は消化器内科ライフサイエンス、病態医化学、分子腫瘍学、がんゲノム、環境発がん[4][5][6]国立がん研究センター理事長(第3代)。

なかがま ひとし

中釜 斉
生誕 (1956-07-25) 1956年7月25日(68歳)[1]
日本の旗 日本鹿児島県[2]
国籍 日本の旗 日本
出身校 ラ・サール中学校・高等学校[3]
東京大学医学部[1]
職業 医師
医学者
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来歴

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鹿児島県出身[2]。7人兄弟の長男で、学生時代は陸上競技に興じた[3]ラ・サール中学校・高等学校を経て[3]1982年(昭和57年)3月、東京大学医学部を卒業[1]。大学の同期生に医学者の森田明夫小室一成らがおり、大学時代はバレーボールに興じた[7]

卒業後、東京大学医学部附属病院第3内科医員、国立がんセンター研究所発がん研究部研究員、東京大学医学部附属病院第3内科文部教官助手、マサチューセッツ工科大学がん研究センターリサーチフェローを経て[1][5]1992年平成4年)3月、医学博士号を取得[5]。ヒト発がんの環境要因や遺伝的要因の解析、その分子機構に関する研究に従事し[8]、博士号取得後は、国立がんセンター研究所発がん研究部発がん促進物質研究室長、同生化学部長、同副所長、国立がん研究センター研究所副所長、同研究所長、同理事などを歴任[1][5]

2016年(平成28年)4月1日、国立がん研究センター理事長に就任[9]。理事長就任後、改正がん対策基本法における全国がん登録事業、希少がんや難治性がんの研究事業を推進した[6]

2021年令和3年)4月1日、国立がん研究センター理事長に再任[10]

学会等の役職歴

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f 厚生労働省関係独立行政法人の長の任命について”. 厚生労働省大臣官房人事課 (2021年3月23日). 2024年3月31日閲覧。
  2. ^ a b c 【人】中釜 斉 さん「 ゲノム医療の研究はがん予防にも貢献できる 」”. Web医事新報. 日本医事新報社 (2017年4月29日). 2024年3月31日閲覧。
  3. ^ a b c “同級生交歓|ラ・サール中学・高校(昭和50年卒)”. 文春オンライン (文藝春秋). (2020年3月7日). https://bungeishunju.com/n/n9441d5f9aa38 2024年3月31日閲覧。 
  4. ^ 中釜斉 研究分野”. researchmap. 科学技術振興機構. 2024年3月31日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 中釜 斉』(PDF)(プレスリリース)中華経済研究院https://www.cier.edu.tw/public/Data/jpn/20180910/20180910_S6_CV_J_NakagamaHitoshi.pdf2024年4月3日閲覧 
  6. ^ a b “国立がん研究センター理事長 中釜 斉 先生”. Medical Note (メディカルノート). https://medicalnote.jp/doctors/170223-005-DN 2024年4月3日閲覧。 
  7. ^ 森田明夫先生の教授ご退任を祝して”. 大学病院医療情報ネットワーク. 2024年4月3日閲覧。
  8. ^ 高齢化に伴う健康課題、認知症とがん” (PDF). 日本製薬工業協会. 2024年4月3日閲覧。
  9. ^ “【国立がん研究センター】ゲノム医療の取り組み強化‐中釜新理事長が会見、希少癌など課題解決に意欲”. 薬事日報学生版 (薬事日報社). (2016年5月16日). https://ynps.yakuji.co.jp/5129.html 2024年4月3日閲覧。 
  10. ^ 国立研究開発法人 国立がん研究センター』(PDF)(プレスリリース)厚生労働省、2021年4月1日https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/dl/210401_02.pdf2024年4月3日閲覧 
公職
先代
堀田知光
  国立がん研究センター理事長
第3代:2016年 -
次代
現職