中野城 (下総国)
中野城(なかのじょう)は、千葉県千葉市若葉区にあった日本の城。
中野城 (千葉県) | |
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城郭構造 | 平城 |
天守構造 | ? |
築城年 | 室町時代 |
主な城主 | 酒井定隆 |
廃城年 | 1488年(長享2年) |
遺構 | 本城寺 |
指定文化財 | 史跡等未指定[1] |
位置 | 北緯35度34分55.9秒 東経140度15分56.5秒 / 北緯35.582194度 東経140.265694度座標: 北緯35度34分55.9秒 東経140度15分56.5秒 / 北緯35.582194度 東経140.265694度 |
地図 |
歴史
編集旧下総国にあった城。酒井定隆が築いたとされるが不詳である。定隆の祖について、藤原氏系、千葉氏系、土岐氏系の諸説があり、いずれが正しいかわからない。
上総酒井氏は当時、原氏の客将となっており、後に長享元年(1487年)に土気城の畠山氏を攻撃した。翌年、土気城に移った。定隆は戦国武将へと成長し、浜野の本行寺から日泰上人を迎え、本寿寺を開基するとともに領内を法華宗をもって統治した。
構造
編集千葉と東金を結ぶ東金街道(国道126号)に接し、下総国と上総国の境目に位置する。鹿島川の河川系に属する標高54メートルの北に突き出した半島状の台地を占地する。城郭は北及び北西から南にかけてあまり深くない浸蝕谷が入り、東は台地に続き、天険の地とは言い難い地勢である。
アクセス
編集脚注
編集- ^ 「千葉市の文化財情報」千葉市公式HP
参考文献
編集- 平井聖他編『日本城郭大系 千葉・神奈川』<日本城郭大系>第6巻、新人物往来社、1980年 ISBN 4404010036