一般社団法人中野区観光協会(なかのくかんこうきょうかい)は、東京都中野区および周辺の活性化、経済の振興、区民生活の向上などを目的として活動する観光協会[1]。中野区内の商店街の若手経営者らが呼びかけ、2012年6月27日に発足した[2][3]。行政からの補助金等は受けておらず、全国で初めて完全に民間の手で設立・運営されている観光協会であるが[3]、それによりしがらみの少ない、地域目線の活動につながっていると評されている[2]

事業

編集

同協会の事業は「観光資源開発活動」「おもてなし活動」「広報・PR活動」「集客活動」の4つであり、同協会のウェブページで一覧できる[4]。ここでは主な事業内容を記す。

観光資源開発活動

編集
  • 聖地巡礼(オタク文化の聖地発掘)
  • 「まちキャラ」の作成
  • 中野土産の開発(地元名産品の普及)

など

おもてなし活動

編集
  • まちコンシェルジュ
  • 多言語対応のお品書き、街看板[3]
  • まち歩きやツアーの実施
  • 中野マップの製作(街歩きの紹介、店舗の紹介、居酒屋の紹介など)[5]
  • 各種イベント参加・伝統工芸体験

など

広報・PR活動

編集
  • 逸品グランプリ
  • インターネットによる情報発信
  • 一般公募選出の「観光大使」によるPR

など

中野区観光大使

編集

2015年10月10日現在[6][7]

集客活動

編集
  • 各種イベント・まつり開催
  • 里まち連携事業の推進、広域地域事業推進

など

出典

編集
  1. ^ 協会概要』中野区観光協会http://www.nakano-kanko.com/rinen.html2016年5月15日閲覧 
  2. ^ a b 中野区活性化のカギは“しがらみなし”」『WEDGE Infinity』、ウェッジ、2013年6月10日https://wedge.ismedia.jp/articles/-/2750 
  3. ^ a b c 中野区観光協会が発足1周年-民間主導「すべて手探り」も、成果形に」『中野経済新聞』、桔梗ICTパートナーズ、2013年5月20日http://nakano.keizai.biz/headline/216/ 
  4. ^ 事業内容』中野区観光協会http://www.nakano-kanko.com/jigyou.html 
  5. ^ 石原真樹「東中野を歩く、走る、食べる 大人気「マップ」1万部増刷」『東京新聞』2015年10月22日http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201510/CK2015102202000176.html 
  6. ^ 観光大使紹介』中野区観光協会http://www.nakano-kanko.com/taishi_member.html2016年5月15日閲覧 
  7. ^ 「中野にぎわいフェスタ」に区内ゆるキャラ集結 新中野区観光大使披露も」『中野経済新聞』、桔梗ICTパートナーズ、2015年10月13日http://nakano.keizai.biz/headline/805/ 
  8. ^ 「折井理子」中野区観光大使紹介
  9. ^ 「ヨシムラヒロム」中野区観光大使紹介
  10. ^ 「キャプテンミライ」中野区観光大使紹介

外部リンク

編集