中泉駅
福岡県直方市にある平成筑豊鉄道の駅
中泉駅(なかいずみえき)は、福岡県直方市大字中泉にある平成筑豊鉄道伊田線の駅である。駅番号はHC5。
中泉駅 | |
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駅舎(2007年12月) (※おしゃれステーション フジタを併設する) | |
なかいずみ NAKAIZUMI | |
◄HC4 藤棚 (0.7 km) (2.2 km) 市場 HC6► | |
所在地 | 福岡県直方市大字中泉395-1-2 |
駅番号 | HC5 |
所属事業者 | 平成筑豊鉄道 |
所属路線 | ■伊田線 |
キロ程 | 4.3 km(直方起点) |
電報略号 | ツミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
79人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)2月9日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
2009年(平成元年)4月1日、大阪市に本社を置くディスプレイ業者の大阪サン・ニュースがネーミングライツを取得し、大阪サン・ニュース中泉駅となった[3][4]。なお2019年(令和元年)8月をもって、大阪サン・ニュースはネーミングライツから撤退した。
歴史
編集- 1898年(明治31年)
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が国有化[1]。官設鉄道の駅となる。
- 1930年(昭和5年)4月1日:(貨)大城第一駅への貨物支線開業。
- 1945年(昭和20年)6月10日:日焼駅への貨物支線廃止。日焼駅、藤棚駅を当駅構内に併合。
- 1964年(昭和39年)2月25日:大城第一駅への貨物支線廃止。
- 1974年(昭和49年)3月5日:貨物扱い廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:無人駅となる[2][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に承継[1]。
- 1989年(平成元年)10月1日:平成筑豊鉄道に転換[1]。
- 2009年(平成21年)4月1日:駅ネーミングライツにより「大阪サン・ニュース中泉駅」となる[4]。
- 2019年(令和元年)8月:大阪サン・ニュースがネーミングライツから撤退したため、「中泉駅」に戻る。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅であり、無人駅となっている。駅舎は下りホーム側にあり、理髪店「おしゃれステーション フジタ」との併設になっている。上りと下りのホームは跨線橋で結ばれている。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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駅舎側 | ■伊田線 | 上り | 金田・田川伊田・田川後藤寺・行橋方面[6] | |
反対側 | 下り | 直方方面[6] |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況
編集2019年度の1日平均乗降人員は79人である。 各年度の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおり[7]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
2013年 | 79 |
2014年 | 89 |
2015年 | 67 |
2016年 | 67 |
2017年 | 78 |
2018年 | 100 |
2019年 | 79 |
駅周辺
編集直方市の南部に位置する。駅の西側約300メートルの場所で伊田線と国道200号が交差しており、駅の北東約1.5 kmの場所を福岡県道22号田川直方線が伊田線に並行して通る。
- 福岡県道460号上境中泉停車場線
- 直方市立中泉小学校
- 中泉郵便局
- 清光寺幼稚園
- 清光寺
- 天理教冨久地分教会
- 中泉工業団地
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、791-792頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日)
- ^ 大阪サン・ニュース中泉駅 - 平成筑豊鉄道
- ^ a b “平成筑豊鉄道:駅命名権、新たに14駅契約 あすから企業名など表示” 毎日新聞 (毎日新聞社): p23.地方版/福岡 (2009年3月31日 朝刊)
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ a b “時刻表:中泉駅”. へいちくネット. 平成筑豊鉄道. 2022年12月28日閲覧。
- ^ 『統計直方』(運輸・通信)各号による。
関連項目
編集外部リンク
編集- 中泉駅 - 平成筑豊鉄道