中正倶楽部(ちゅうせいくらぶ)は、大日本帝国議会無所属議員により組織された院内団体[1]

歴史

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1924年5月の第15回衆議院議員総選挙の後、初当選議員28名と再選された議員14名(一部は元甲辰倶楽部所属)の合計42名で結成された[2]

1925年5月、立憲政友会革新倶楽部との合同話が持ち上がった。合同は結果的には起こらなかったが、中正倶楽部の議員20名が革新倶楽部とともに新正倶楽部を結成、11名が立憲政友会に加入、残り1名が無所属になったことで中正倶楽部は解散された[2]

脚注

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  1. ^ 中正倶楽部”. コトバンク. 2019年3月3日閲覧。
  2. ^ a b Haruhiro Fukui (1985). Political parties of Asia and the Pacific, Greenwood Press, p. 458.