中村祐斗
中村 祐斗(なかむら ゆうと、1997年3月1日 - )は、日本のプロボクサー。三重県鈴鹿市出身。第2代日本スーパーフライ級ユース王者。市野ボクシングジム所属。かつては鈴鹿ニイミボクシングジムに所属していた[3]
基本情報 | |
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階級 | スーパーフライ級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1997年3月1日(27歳) |
出身地 | 三重県鈴鹿市[1] |
スタイル | オーソドックス[2] |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 21 |
勝ち | 12 |
KO勝ち | 9 |
敗け | 7 |
引き分け | 2 |
人物
編集ボクシングをはじめたきっかけはダイエット[4]で中学3年生から始めた[5]。
弟2人もボクサー[6]。
来歴
編集2014年5月25日に亀山市立西野運動公園体育館で太田英斗とフライ級4回戦を戦い、1回1分32秒TKO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った[7]が、5か月後の試合では判定負けでプロ初黒星を喫した[8]。
2016年中日本バンタム級新人王として、西日本新人王城後響と新人王西軍代表決定戦を戦い、4回1-2の判定負けで西軍代表になれなかった[9]。
その後2017年8月23日に後楽園ホールで武田航と初代日本バンタム級ユース王座決定トーナメント決勝戦を行い、8回1分48秒TKO負けを喫して日本ユース王座獲得に失敗した[10]。
そして2018年12月9日に大阪府立体育会館第二競技場で那須亮祐と日本スーパーフライ級ユース王座決定戦を行い、8回2-1(78-75、77-75、76-77)判定勝ちを収めて日本ユース王座獲得に成功[11]。翌2019年4月14日にメッセウイング・みえにて近藤冬真と日本ユーススーパーフライ級タイトルマッチを行い、8回2-1(76-77、77-75、78-75)判定勝ちを収めて日本ユース王座初防衛に成功[12]。その後、王座を返上した。
2020年12月26日、墨田区総合体育館で赤穂亮とスーパーバンタム級8回戦を戦い、2回1分52秒TKO負けを喫した[13]。
2021年9月5日、ふじさんめっせで村地翼と対戦し、8回1-1(77-75、74-78、76-76)で引き分けとなった[14]。
2023年4月1日、エディオンアリーナ大阪にて行われた「3150FIGHT SURVIVAL Vol.4」で元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮と対戦し、4回3分7秒TKO勝ちを収めた[15]。
2023年12月14日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級王者の高山涼深に挑戦する予定だったが、高山が左第3中手骨を骨折したため中止となった。
獲得タイトル
編集戦績
編集- プロボクシング - 21戦12勝7敗2分(9KO)
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2014年5月25日 | ☆ | 1R 1:32 | TKO | 太田英斗(平石) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2014年10月26日 | ★ | 4R | 判定0-2 | 柴田亮(中日) | 日本 | |
3 | 2015年10月17日 | ☆ | 4R 1:40 | TKO | 梅本美智隆(畑中) | 日本 | |
4 | 2015年12月31日 | ★ | 4R | 判定0-2 | 伊藤仁也(三河) | 日本 | |
5 | 2016年4月24日 | ☆ | 2R 0:40 | TKO | 干場悟(タイガーウイング) | 日本 | 2016年中日本バンタム級新人王予選 |
6 | 2016年6月19日 | ☆ | 2R 2:33 | TKO | 宮城直樹(緑) | 日本 | 2016年中日本バンタム級新人王予選 |
7 | 2016年8月7日 | ☆ | 5R | 判定3-0 | 伊藤仁也 (三河) | 日本 | 2016年中日本バンタム級新人王決勝戦 |
8 | 2016年9月19日 | ☆ | 1R 1:54 | TKO | 松ヶ野貴志(橋口) | 日本 | 2016年中日本・西部日本バンタム級新人王対抗戦 |
9 | 2016年11月6日 | ★ | 4R | 判定1-2 | 城後響(井岡) | 日本 | 2016年新人王戦バンタム級西軍代表決定戦 |
10 | 2017年4月16日 | ☆ | 2R終了 | TKO | 野村健太(仲里) | 日本 | |
11 | 2017年8月23日 | ★ | 8R 1:48 | TKO | 武田航(角海老宝石) | 日本 | 初代日本バンタム級ユース王座決定トーナメント決勝戦 |
12 | 2018年4月15日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 荒木哲(斉藤) | 日本 | |
13 | 2018年7月29日 | ☆ | 1R 0:35 | KO | 秋月楓大(大成) | 日本 | |
14 | 2018年12月9日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | 那須亮祐(グリーンツダ) | 日本 | 日本スーパーフライ級ユース王座決定戦 |
15 | 2019年4月14日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | 近藤冬真(蟹江) | 日本 | 日本ユース王座防衛1 |
16 | 2019年8月24日 | ☆ | 1R 0:19 | TKO | キチャン・キム | インドネシア | |
17 | 2019年11月17日 | △ | 8R | 判定0-1 | 井上太陽(広島三栄) | 日本 | |
18 | 2020年12月26日 | ★ | 2R 1:52 | TKO | 赤穂亮(横浜光) | 日本 | |
19 | 2021年9月5日 | △ | 8R | 判定1-1 | 村地翼(駿河男児) | 日本 | |
20 | 2022年11月27日 | ★ | 3R 1:42 | TKO | 岩崎圭祐(オール) | 日本 | |
21 | 2023年4月1日 | ☆ | 4R 3:07 | TKO | 宮崎亮(KWORLD3) | 日本 | |
テンプレート |
脚注
編集- ^ DANGAN192 日本ユース初代王座決定トーナメント〔決勝〕2日目 Danganboxing
- ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーフライ級 (52.16 kg以下) BOXINGアンテナ
- ^ 鈴鹿ニイミ興行 ボクシングモバイル
- ^ 中村 佑斗(20=市野) NEW ボクシングモバイル
- ^ 中村祐斗&菅原秀馬。4月、地元・鈴鹿のダブルメインに登場するふたりの決意。 ボクシング・マガジン編集部 2019年3月29日
- ^ 18/03/10 家族がライバル ボクシングの中村さん3兄弟 中日三重サービスセンター 2018年3月10日
- ^ 2014年5月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 2014年10月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 近代スポーツ編集部のTwitter 2016年11月6日 Twitter
- ^ 中谷潤人が阿久井に圧勝、ユース初代王座MVPも獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月23日
- ^ 矢田良太が9回TKOで日本ウェルター級V2 S・フライ級王者の奥本貴之は無念のドロー防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月9日
- ^ 2019年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 赤穂亮まだまだ強い! 圧巻の2回TKO勝ち 19歳の佐々木尽 KOで日本ユース王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2020年12月26日
- ^ “2世ボクサー”日本フライ級2位の畑中建人は判定勝ち 富士市の前座から Boxing News(ボクシングニュース)2021年9月6日
- ^ 西田凌佑がWBO・APバンタム級V3 原優奈は日本S・フェザー級新王者 中島玲が日本S・ウェルター級暫定王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月2日
関連項目
編集外部リンク
編集- 中村祐斗 (@yuto888boxing) - X(旧Twitter)
- 市野ボクシングジム中村祐斗のブログ「鈴鹿からチャンピオンを」
- 中村祐斗の戦績 - BoxRec