中村瑞隆
中村 瑞隆(なかむら ずいりゅう、1915年2月23日[1]-2003年11月15日[2])は、日蓮宗の僧、仏教学者、立正大学学長を務めた。
青森県出身。1941年立正大学文学部仏教学科卒、同大学院修了。45年専門部講師、48年助教授、49年立正大学講師、50年助教授、61年教授、66年「如来蔵思想研究」で九州大学文学博士。73年法華経文化研究所長。1977年仏教伝道文化賞受賞。1983-86年立正大学長、名誉教授。1987年、勲三等瑞宝章受章。日本学術会議会員。
著書
編集- 『釈尊とその思想』平楽寺書店 法華新書 1955
- 『仏教の聖典 勝鬘経』宝文館 1960
- 『究竟一乗宝性論研究 梵漢対照』山喜房仏書林 1961
- 『仏教を読む 4 ほんとうの道 法華経』集英社 1984
- 『釈迦の故城を探る 推定カピラ城跡の発掘』雄山閣出版 2000
共編著・訳
編集脚注
編集- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 庵谷行亨「中村瑞隆先生を偲んで (中村瑞隆先生追悼号) -- (追悼文)」『大崎学報』第160号、立正大学仏教学会、2004年3月、17-19頁、ISSN 02891174、NAID 110004631790。