中村安寿
中村 安寿(なかむら あんじゅ、2000年1月23日 - )は、北海道札幌市出身のノルディック複合選手である。東海大学卒業。兄はスキージャンプ日本代表の中村直幹。
中村 安寿 | |
---|---|
ノルディック複合コンチネンタルカップアイゼンエルツ大会にて | |
名前 | |
カタカナ | ナカムラ アンジュ |
ラテン文字 | Anju Nakamura |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
種目 | ノルディック複合 |
所属 | 東海大学 |
使用メーカー | フィッシャー |
生年月日 | 2000年1月23日(24歳) |
生誕地 | 北海道札幌市 |
身長 | 155cm |
ワールドカップ戦歴 | |
デビュー年 | 2020-2021シーズン |
最高成績 | 2位 |
来歴
編集5歳からクロスカントリースキーを始め、東海大学付属札幌高等学校在学中の高校1年生の時にノルディック複合に転向した。2020年2月のコンチネンタル杯(W杯の下部大会)のオーストリア・アイゼンエルツ大会で個人戦初優勝し、続く2戦目にも3位に入った[1]。
2020-21シーズン、2020年12月18日にオーストリアのラムソーで開催されたノルディックスキーワールドカップの今季から実施されたノルディック複合女子競技で3位に入った[2]。2021年2月27日にドイツのオーベルストドルフで開催された初実施の複合女子ノーマルヒルでも日本勢最高の4位に入った[3]。
2021-22シーズン、2022年1月8日のW杯第6戦マススタート(イタリア・バルディフィエメ)で2位となった。さらに2022年3月12日のW杯複合個人第7戦(ドイツ・ショーナッハ)で初優勝を果たした[4]。
ノルディック複合女子は現段階で五輪の正式種目ではないが、将来的な正式種目採用を見据え、五輪への出場意欲と金メダルを目指すことを語っている[5]。
脚注
編集- ^ 中村安寿、複合W杯初代女王&世界選手権金狙う日刊スポーツ 2020年12月16日
- ^ 初実施のW杯複合女子、20歳中村安寿が3位日刊スポーツ 2020年12月19日
- ^ 中村安寿、複合女子日本勢最高4位も「一番悔しい」日刊スポーツ 2021年2月28日
- ^ 複合女子で中村安寿が初V、葛西春香2位 スキーW杯 日本経済新聞、2022年3月12日閲覧。
- ^ 複合女子の中村安寿&葛西優奈「五輪で金メダルを」W杯と世界選手権を報告日刊スポーツ 2021年4月19日