中本 正幸(なかもと まさゆき)は、日本工学者静岡大学名誉教授[1]。学位は、博士(工学) (東北大学)[2]。「Dマル合教授」(文部科学省教員資格審査)[3]

略歴

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2007年静岡大学電子工学研究所教授、2013年同大学工学(系)研究科(研究院)教授、2015年同大学工学部教授、2017年同大学退職[4][5]、同大学工学部特任教授に就任する[6]

資格

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静岡大学に移り、教授会審査により、既存の2つの大学院の大学独自基準による「Dマル合相当の教授であったが、暫くして既存の大学院を廃止して新大学院を設立するのに、大学院設置審の審査を初めて受け、「Dマル合教授」で1回目の合格を果たす。

Dマル合」とは、日本の制度上存在する6種類の大学院教員資格(「Dマル合」・「D合」・「D可」・「Mマル合」・「M合」・「M可」の6種類)の中で[7]、最上位の資格である。文部科学省が、大学院新設等の際にのみ、審査対象者ごとに、上記の6種類の資格のうちどの資格が相応なのか、あるいは、不合格に当たる「否」なのかを、認定する。あまり知られていない[7]。「Dマル合」・「D合」・「D可」という三つの語句の先頭にあるDの文字は、それぞれDoctor(ドクター)=博士を意味し、これに対して、「Mマル合」・「M合」・「M可」という三つの語句の先頭にあるMの文字は、それぞれMaster(マスター)=修士を意味する[7]法科大学院の場合、大学院と表示されているが、新たに法科大学院を設置するには「Mマル合」の資格が認定される可能性が高い教員を揃えれば足り、「Dマル合」の資格が認定される可能性が高い教員まで揃える必要はなく、法科大学院の課程修了者に授与される学位も、法務博士と、表示が「博士」となっていても、修士相当とされる。法務博士(専門職)#日本の学位」および「大学教員#大学院教員の資格」を参照

また、4、5年後に大学院を再度改編する際に、文部科学省から、「既に正式「Dマル合教授」の再審査は不要だが、再審査するか否かは、大学に任せる!」との回答があったが、「4、5年前の審査で合格したDマル合教授も、再度、審査を受けた方が文科省の改編認可を受け易い!」との教授会の結論で、再度、全大学院教員が審査を受け、2回目も「Dマル合教授」で合格した[3]

著作等出版物

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講演・口頭発表等

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受賞

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脚注

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注釈

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出典

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外部リンク

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