中庄村 (岡山県)
日本の岡山県都窪郡にあった村
中庄村(なかしょうそん)は、かつて岡山県都窪郡にあった村である。1951年(昭和26年)3月28日に倉敷市に編入され廃止された。現在は同市の中庄地区となっている。
なかしょうそん 中庄村 | |
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廃止日 | 1951年3月28日 |
廃止理由 |
編入合併 菅生村、中庄村、帯江村 → 倉敷市(旧) |
現在の自治体 | 倉敷市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 都窪郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
4,497人 (倉敷市・市の沿革、1951年) |
隣接自治体 |
北:都窪郡庄村、菅生村 東:都窪郡吉備町 西:倉敷市 南:都窪郡帯江村、早島町 |
中庄村役場 | |
所在地 | 岡山県都窪郡中庄村大字中庄 |
座標 | 北緯34度36分51.6秒 東経133度47分48.0秒 / 北緯34.614333度 東経133.796667度 |
ウィキプロジェクト |
歴史
編集- 1871年7月14日 - 廃藩置県の施行。都宇郡中島村・中田村・別府村・吉田村・辻村・大寺村が中庄村として、また鳥羽村・徳芳村・黒崎村がそれぞれ成立、中庄村・鳥羽村・徳芳は倉敷県、黒崎村は岡山県の管轄となった
- 1871年 - 前述の諸村が全て生坂県へ移管される。
- 1871年11月15日 - 倉敷県・生坂県など11県を統合し、新たに小田県を新設
- 1875年12月10日 - 小田県が岡山県に編入される
- 1889年6月1日 - 郡制施行のために、都宇郡中庄村・鳥羽村・徳芳村・黒崎村が新設合併し、都宇郡中庄村を新設
- 1900年4月1日 - 都宇郡が窪屋郡と統合され、新たに都窪郡を新設
- 1930年3月11日 - 中庄駅開業
- 1936年 - 国道2号線・岡山〜倉敷間(現県道岡山倉敷線)開通、中庄村の北西部を通る
- 1951年3月21日 - 都窪郡中庄村と菅生村が倉敷市に編入
- 1961年 - 中庄団地の建設が始まる
- 1964年 - 清心女子高校が岡山市伊福町から、中庄隣接の都窪郡庄村二子(当時)の現在地に移転
- 1966年 - 岡山日本大学高等学校(現倉敷高等学校)が岡山市網浜から鳥羽の現在地に移転
- 1970年 - 隣接する都窪郡庄村松島に川崎医科大学が開学
- 1971年 - 都窪郡庄村が倉敷市に編入
- 1973年 - 隣接する庄地区松島に川崎医科大学付属病院開設。 倉敷消防署庄出張所開所
- 1988年 - 山陽自動車道福山東IC〜倉敷JCT〜早島IC間が開通
- 1991年 - 隣接する庄地区松島に川崎医療福祉大学開学
- 1995年 - 倉敷マスカットスタジアム開場
参考文献
編集- 巌津政右衛門『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)
- 戸板啓四郎『ふるさと中庄を歩く』中庄の歴史を語り継ぐ会(2008年)
- 『岡山県市町村合併誌 市町村編』(昭和35年)岡山県
- 巌津政右衛門『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社
- 岡山県大百科事典編集委員会『岡山地名事典』(1979年)山陽新聞社
- 渡辺光・中野尊正・山口恵一郎・式正英『日本地名大辞典2 中国・四国』(1968年)朝倉書店
- 下中直也『日本地名大系第三四巻 岡山県の地名』(1988年)平凡社
- 黒田茂夫『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』(2010年)昭文社