中川英二郎

日本のトロンボーン奏者、作曲家 (1975-)

中川 英二郎(なかがわ えいじろう、1975年10月7日[1]- )は、日本のトロンボーン奏者。東京都出身。

中川 英二郎
生誕 (1975-10-07) 1975年10月7日(49歳)
出身地 日本の旗 日本・東京都
学歴 東京芸術大学中退
ジャンル ジャズ 
職業 トロンボーン奏者
作曲家
担当楽器 トロンボーン
公式サイト http://www.eijiro.net/
著名使用楽器

本体:YAMAHA YSL-823GD

マウスピース:YAMAHASL-EIJIRO-L-GP

略歴

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父がトランペット奏者の中川喜弘、兄が作曲家編曲家中川幸太郎、さらにクラリネット奏者の中川武、トロンボーン奏者の中川敦嗣を叔父に持ち、祖父も新交響楽団(NHK交響楽団の前身)のバイオリン奏者という音楽一家に生まれる。音楽一家だけあって幼少期から様々な楽器が身近にあったが、6歳の時にジャズのスタンダードナンバー『シング・シング・シング』のイントロのフレーズがかっこいいと思い、父親と親交のあった数原晋に貸していたというトロンボーンを返してもらいトロンボーンを始める[2]。この頃からあらゆるトロンボーン奏者のコピーを行い、8歳の頃には既に父・喜弘のバンドの準メンバーとして活動を始めていたという。

クラシックのトロンボーン奏者に習っていたこともあり、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校に進学[2]。高校入学後から学業と平行してスタジオ・ミュージシャンとしての活動を行い、1992年には弱冠16歳にして初のリーダーアルバム「EIJIRO NAKAGAWA & FUNK '55」を発表する。スタジオ・ミュージシャンとしての活動は幅広く、数多くのアーティストのレコーディングに参加している。前述のとおりジャンルを問わず音楽活動を行っていたこともあり、クラシック分野でも東京佼成ウインドオーケストラのゲストプレーヤーとしての参加や、読売日本交響楽団との競演を果たしている。

2001年に活動の拠点をニューヨークに移し、ジム・ピュー (Jim Pugh) とのトロンボーンユニット「E'nJ」(イーエンジェイ)をはじめ、カルテット「Slide Style」や金管(ドラムス含む)10重奏「侍Brass」などで活動を行っている。父・喜弘や兄・幸太郎との競演作も多い。

2008年には連続テレビ小説」のテーマ曲演奏も手がけている。

2018年にジョゼフ・アレッシ (joseph Alessi), マーシャル・ギルクス (Marshall Gilkes), ブラント・アテマ (Brandt Attema) ら世界的なトロンボーン奏者とカルテット「SLIDE MONSTERS」を結成、同名アルバムの発表とともに全国7会場にて公演を行った。

ディスコグラフィー

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  • リーダーアルバム
  • 「E'nJ」名義
  • 「侍BRASS」名義(すべてスーパーキッズレコードから)
    • 葉隠 (HAGAKURE) (SKSB-060825)
    • 二天一流 (SKSB-070820)
    • 鑪 (TATARA) (SKSB-080820)
    • 霊巖洞 (REIGANDO)(SKSB-090820)
    • 風来山人 (SKSB-100901)
    • 侍十勇士 (SKSB-110831)
    • 龍神伝説 (SKSB-10829)
    • 鳳凰の舞 (SKSB-130828)
    • 十拳剣 (SKSB-160831)
    • 扇の的(SKSB-210901)
  • SLIDE MONSTERS
    • SLIDE MONSTERS (ENR-180420)
    • Travelers (ENR-211002)

脚注

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外部リンク

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