中嶋泉
日本の美術史学者
中嶋 泉(なかじま いずみ、1976年 - )は、日本の美術史学者。学位は修士(学術)(一橋大学・2002年)、Master of Arts(リーズ大学・2003年)。専門は、20世紀の美術史における女性の創作活動。大阪大学大学院文学研究科准教授。[1]
来歴
編集国際基督教大学教養学部卒。リーズ大学大学院修士課程を経て、一橋大学大学院言語社会研究科美術史専攻博士課程後期単位取得満期退学。広島市立大学芸術学部准教授、首都大学東京人文科学研究科准教授をなど経て、現在、大阪大学大学院人文学研究科准教授。
2020年、『アンチ・アクション - 日本戦後絵画と女性画家』[2]でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)及び[3][4][5]、女性史青山なを賞受賞[6]。
著作
編集- 『アンチ・アクション - 日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2020年)
- 『ニューヨーク - 錯乱する都市の夢と現実』(共著、竹林舎、2017年)
脚注
編集- ^ “研究者総覧 - 大阪大学”. rd.iai.osaka-u.ac.jp. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “Anti-Action: Post-War Japanese Art and Women Artists (アンチ・アクション: 日本戦後絵画と女性画家)”. Anti-Action: Post-War Japanese Art and Women Artists (アンチ・アクション: 日本戦後絵画と女性画家). 2022年5月20日閲覧。
- ^ “中嶋 泉『アンチ・アクション ― 日本戦後絵画と女性画家』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞 サントリー文化財団”. www.suntory.co.jp. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “サントリー学芸賞、8人中5人が女性 中嶋泉さん・李賢晙さん、女性芸術家に光|好書好日”. 好書好日. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “サントリー学芸賞、中嶋泉・阪大准教授 「男たち」の美術史に一石”. 毎日新聞. 2022年5月20日閲覧。
- ^ 2020年度 第35回「女性史青山なを賞」受賞作が決定しました東京女子大学