中島祇園祭り
概要
編集中島祇園祭りの起源は1843年(天保14年)に創建されたとされている八剣神社の建立に遡る。有明海での漁業の豊漁や干拓地での農作物の豊作を祈願するために始まったとされている。但し、「福岡県の地名」では旧暦6月15日に中島祇園祭が施行されるとされ、「図説立花家記」では柳河藩領内において6月15日に多くの神社で祇園会が施行されたとしている。
祭りの顔となる大蛇山、踊りを見せながら町中を練り歩く踊り山(西上町)、柳川の殿様が参勤交代に出る様を模した殿様行列(中町)、可愛い親子獅子が前面で踊る獅子山(下町)が町内を巡行する。また、2008年には旧北二重の大蛇山が45年ぶりに子供大蛇という形で復活した。
祭り当日、東上町の大蛇山は八剣神社周辺を深夜1時ごろまで巡行させる。
交通アクセス
編集脚注
編集関連記事
編集外部リンク
編集参考文献
編集- 「柳川市史別冊・図説立花家記」(柳川市)
- 「日本歴史地名大系第41巻・福岡県の地名」