中島康晴
中島 康晴(なかじま やすはる、1984年12月27日 - )は福井県越前市生まれの自転車競技選手(キナンサイクリングチーム所属)である。
| ||||
---|---|---|---|---|
基本情報 | ||||
生年月日 | 1984年12月27日(39歳) | |||
国籍 | 日本 | |||
出身地 | 福井県越前市 | |||
身長 | 172cm | |||
体重 | 64kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | 引退 | |||
分野 | ロードレース | |||
アマチュア経歴 | ||||
2000-2002 | 福井県立科学技術高等学校 | |||
2003-2006 | 鹿屋体育大学 | |||
プロ経歴 | ||||
2007-2009 | 梅丹本舗 | |||
2010 | チームNIPPO | |||
2011-2016 | 愛三工業レーシングチーム | |||
2017-2022 | キナンサイクリングチーム | |||
主要レース勝利 | ||||
熊本国際ロード 2009 ツール・ド・シンカラ 2011 st4 ツアー・オブ・ハイナン 2011 st2 ツール・ド・シンカラ 2012 st6 ツアー・オブ・タイランド 2014 個人総合 ツアー・オブ・タイランド 2014 ポイント賞 ツール・ド・イーストジャワ 2014 st1 ツール・ド・イーストジャワ 2014 ポイント賞 ツアーオブ・タイランド 2015 個人総合2連覇 スリランカ T-CUP 2018 st1 スリランカ T-CUP 2018 個人総合 ツール・ド・台湾 2019 ポイント賞 | ||||
最終更新日 2024年7月9日 |
人物
編集- 国民体育大会ロードレースを2連覇[1]、アジアツアー最高クラス・HCクラスでのステージ優勝経験を持つ。2015年にはアジアツアーのステージレース個人総合2連覇の偉業を達成。
- 眼鏡好きで「チャリとメガネで日本の素晴らしさを世界に伝えます」がモットー。
- 福井県越前市の「市民奨励賞」を受賞。越前市ふるさと大使である。
- 道徳の教本である〝こころのノート小学1.2年生用 福井県版〟の「夢を持つって楽しいよ」のページで紹介され、2012年から同県内100校以上に道徳の授業で訪問している。
- 趣味は旅行。鉄道好きである。
経歴
編集福井県立科学技術高校時代
編集- 福井県立科学技術高等学校在学時に本格的に自転車競技を始める。
- 2002年、茨城総体ロードレース準優勝。ツールド東北第2ステージ、JOCジュニアオリンピックカップポイントレースなどで勝利を挙げ、鹿屋体育大学に進学。同級生には競輪選手の伊原弘幸がいる。
国立鹿屋体育大学時代
編集梅丹本舗・GDR(エキップアサダ)時代
編集チームNIPPO時代
編集- 2010年千葉国体ロードレース福井県代表で2連覇を達成。
- 2005~2007年・2009~2012年大会を井上和郎と福井県代表チームで出場。この2人でチームを組んだ7回のうち6回優勝し最強タッグと言われた。(井上選手4回(2005~2007及び2012年)の4回優勝。中島2回(2009~2010年))
愛三工業レーシングチーム時代
編集- 2011年
- ツール ド シンカラ第4ステージ優勝(インドネシア)
- ツアー オブ ハイナン第2ステージ優勝(中国)アジアツアー最高クラスのステージレース
- 2012年
- ジャラジャ マレーシア個人総合3位(マレーシア)
- ツール ド シンカラ第6ステージ優勝(インドネシア)同大会2回目のステージ優勝を果たす。
- 2013年
- ツアーオブ タイランド個人総合3位(タイ)
- ツアーオブ コリア個人総合4位(韓国)
- 2014年
- ツアーオブ タイランド個人総合優勝&総合ポイント賞獲得(タイ)
- ツール ド イーストジャワ第1ステージ優勝&総合ポイント賞獲得(インドネシア)
- 2015年
- アジア選手権に日本代表として出場(タイ)
- ツアーオブ タイランド個人総合優勝(タイ)2連覇という偉業を達成した。
キナンサイクリングチーム時代
編集- 2017年
- キナンサイクリングチームへ移籍
- 第51回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day1(4月・群馬県)でJPROツアー初優勝。
- 第52回全国都道府県対抗大会(2018年 福井しあわせ元気国体プレ大会・福井県大野市)に福井県代表としてロード競技に出場し地元優勝を果たす。
- 2018年
- ツアーオブ タイランド(UCIアジアツアー2.1) 総合ポイント賞2位
- 第1回 スリランカ T-CUP 2018(UCIアジアツアー2.2)第1ステージ優勝。最終日までリーダを守り個人総合優勝。総合ポイント賞2位。
- 東海地区を中心に開催されているAACAカップで年間チャンピオンを獲得した。
- 2019年
- ツールド台湾(UCIアジアツアー2.1) 総合ポイント賞優勝。アジア人選手としては宮澤崇史(2010年)以来の獲得となった。
- 東海地区を中心に開催されているAACAカップで2年連続となる年間チャンピオンを獲得した。
- 2021年
- 2022年シーズン限りで競技選手として引退することを発表。[2]
主な主催イベント
編集ファン感謝イベントを全国各地で開催している。
- ジーナカ蕎麦の会
2008年から。ファンと共にそば打ち体験に参加するイベント。南青山291(福井県アンテナショップ)で開催。※2019年は三重県いなべ市
- ジーナカパンの会
2009年から。感謝イベントとして自作のパンを振る舞うイベント。パンの店〜琥八(福井県鯖江市)にて。
- かっさいくるトレイン
2013年に開催。北条鉄道(兵庫県加西市)の貸切サイクルトレイン&沿線サイクリング。農家で摘み取ったイチゴを用いてゴール後にご当地オリジナルプロテインで乾杯。
マラソン先導
編集- 菊花マラソン(福井県越前市 2011年〜)
- 鯖江つつじマラソン(福井県鯖江市 2017年)
- 花はす早朝マラソン(福井県南越前町 2017&2019年)
結婚式
編集2017年に日本海側最大級のイベントホール、サンドーム福井(福井県越前市)で挙式を行った。(2015年に入籍) 人前式がイベントホールにて行われ、日本を代表する多くの選手が列席したことから模擬レースが実現した。披露宴では福井県にゆかりのある食事や引き出物が渡されるなど、地元色豊かな式になった。
脚注
編集- ^ 中島康晴が圧勝で国体ロード2連覇 少年は奈良・中井俊亮
- ^ “中島康晴選手 2022年契約更改ならびに選手キャリア最終シーズンについて”. KINAN Racing Team (2021年12月8日). 2022年2月23日閲覧。
外部リンク
編集- 中島康晴のやすろぐ@キナンサイクリングチームの眼鏡 - 本人による公式ブログ
- なかじろう&なかじ(中島康晴) - 本人によるTwitter
- 中島康晴&なかじろうファンページ - Facebookファンページ