中島将弼
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2020年7月) |
中島 将弼(なかじま しょうひつ、1910年 - 1984年)は武術家。神影流剣術第24世宗家、神心無想流居合、柳心体術の開祖。武号は勝雲。
生涯
編集父の中島勝より家伝の神後伊豆守系の神影流剣術を学び第24世宗家を継承した。他に合気道、薙刀術、杖術、弓術、空手も修行した。昭和10年代には道場「双竜館」で指導するとともに、陸軍戸山学校で武術教官を勤めたという。
1942年(昭和17年)、神影流剣術を基に神心無想流居合を編み出した。終戦後の1953年(昭和28年)、東京に道場「柳心館」を開いた。この頃、独自の柔術を編み出し、道場名にちなんで「柳心体術」と名付けた。中島は、神影流剣術・神心無想流居合・柳心体術を中心に薙刀術、杖術なども含む総合武道を目指し、自らの総合武道を「柳心館武道」と呼んだという。