中島 将弼(なかじま しょうひつ、1910年 - 1984年)は武術家。神影流剣術第24世宗家神心無想流居合柳心体術の開祖。武号勝雲

生涯

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父の中島勝より家伝の神後伊豆守系の神影流剣術を学び第24世宗家を継承した。他に合気道薙刀術杖術弓術空手も修行した。昭和10年代には道場「双竜館」で指導するとともに、陸軍戸山学校で武術教官を勤めたという。

1942年(昭和17年)、神影流剣術を基に神心無想流居合を編み出した。終戦後の1953年(昭和28年)、東京に道場「柳心館」を開いた。この頃、独自の柔術を編み出し、道場名にちなんで「柳心体術」と名付けた。中島は、神影流剣術・神心無想流居合・柳心体術を中心に薙刀術、杖術なども含む総合武道を目指し、自らの総合武道を「柳心館武道」と呼んだという。