中島さおり
来歴
編集父はフランス文学者の中島昭和、母も同業の中島公子、妹は直木賞作家の中島京子[1]。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、学習院大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。1987年に渡仏し、パリ第3大学比較文学科博士準備課程修了。滞在中にフランスの週刊新聞社で日本部門の新聞記事の抜粋翻訳編集の仕事に携わる。1995年に帰国して、中央大学などでフランス語の非常勤講師を務めた後、1998年再渡仏。現在はフランス人の夫と2人の子どもとパリ近郊で暮らす[2][3]。
2006年『パリの女は産んでいる―『恋愛大国フランス』に子供が増えた理由』で第54回日本エッセイスト・クラブ賞受賞[4]。
著書
編集翻訳
編集- すばらしい誕生の物語 リヨネル・ジャンドロン 中島公子共訳 女子パウロ会 1985.11
- 幻想文学 ジャン=リュック・スタインメッツ 白水社 1993.5 (文庫クセジュ)
- ハロウィーンってなぁに? クリステル・デモワノー 主婦の友社 2006.10 (主婦の友はじめてブック)
- 赤ちゃんが生まれる いのちの冒険旅行 ニルス・タヴェルニエ ブロンズ新社 2007.6
脚注
編集- ^ “読書と創作はつながっていた | 中島京子講演会「わたしを育てた本たち」@教文館ナルニア国 | せかいしそう”. web.sekaishisosha.jp. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “『哲学する子どもたち バカロレアの国フランスの教育事情』中島さおりさん|本を読んで、会いたくなって。 | 読む・聴く・観る・買う”. クロワッサン オンライン. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “『パリママの24時間』中島さおり|担当編集のテマエミソ新刊案内|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー”. www.bungei.shueisha.co.jp. 2023年10月11日閲覧。