中山樹
中山 樹(なかやま いつき、1996年2月19日[2] - )は、香川県善通寺市出身の元女子バスケットボール選手である。ニックネームは「クウ」。ポジションはフォワード。Wリーグ新潟アルビレックスBBラビッツに所属していた。
引退 | |
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愛称 | クウ |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1996年2月19日(28歳) |
出身地 | 香川県善通寺市[1] |
血液型 | B型[2] |
身長(現役時) | 171cm (5 ft 7 in)[2] |
体重(現役時) | 58kg (128 lb)[2] |
最高到達点 | 280cm[3] |
キャリア情報 | |
高校 | 英明高等学校 |
大学 | 鹿屋体育大学 |
ポジション | SF |
背番号歴 | 5 |
経歴 | |
2018-2023 | 新潟アルビレックスBBラビッツ |
来歴
編集小・中学時代
編集善通寺東部ミニバスケットボールクラブでバスケを始める。 善通寺市立西中学校では香川県選抜に選出され、第23回ジュニアオ-ルスターに出場[4]。
高校時代
編集2011年4月、英明高等学校に進み、全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)と全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)に3年連続出場。
2012年12月、高校2年生時に出場したウインターカップ2012では、2回戦の土浦日本大学高等学校戦で11スティールを記録し、ウインターカップ女子1試合個人最多スティールランキング歴代1位に並んだ。[5][6]
2013年3月、U-18トップエンデバーに選出され参加。 [7]。フィジカル測定では、垂直跳びの最高到達点283cmを記録するなど飛び抜けた身体能力を見せ、月刊バスケットボールで紹介される[8]。
2013年8月、高校3年生時にU-18日本代表に選出され、中国・濰坊市で開催された第21回日・韓・中ジュニア交流競技会に出場し、優勝。この時のメンバーに馬瓜エブリン、宮崎早織、田中真美子、西岡里紗らがいる[9]。
2013年12月、ウインターカップ2013では、1回戦の京都精華女子(京都精華学園高等学校)戦で同大会の1試合個人最多得点となる45得点を記録[10]。
大学時代
編集2014年4月、鹿屋体育大学に進学。 早生まれのため、前年度に引き続きU-18日本代表候補に選出される[11]。
2015年3月、日本国内男子トップリーグ問題に端を発した国際バスケットボール連盟(FIBA)による日本バスケットボール協会(JBA)に対する国際活動資格停止処分という制裁によって、出場権を獲得していたU-18(U-19)女子日本代表チームは第11回FIBA バスケットボールU-19世界選手権大会(2015 年7月:ロシア)への参加が認められず、出場することはかなわなかった[12]。
大学1年生時と4年生時の全九州大学バスケットボールリーグ戦(1部)でチームは準優勝し、個人でも優秀選手賞を受賞した[13] [14]。
大学3年生・4年生時、日本学生選抜バスケットボール大会に九州学生選抜として2年連続出場。 2017年7月、4年生時に出場した第34回大会決勝では、延長戦の末、関東学生選抜に敗れて準優勝。個人では敢闘賞を受賞した[15]。
大学1年生時から4年連続で全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)に出場。 2017年12月、4年生時に出場した第69回大会ではベスト4[16]。 「伝説の鹿屋インカレファイナル4」の立役者の一人である。
Wリーグ時代
編集2018年2月、バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)のアーリーエントリーとして新潟アルビレックスBBラビッツに加入[17]。
入団後は持ち前の速さとキレのあるドライブに加え、類い稀なる跳躍力を活かしたプレーで多くのブースターを魅了した。
2019年3月、新潟アルビレックスBBラビッツがセカイエ株式会社とパートナーシップを締結し、2018シーズン終了後のオフシーズンには、日本バスケットボール協会が公認する3x3(3人制バスケットボール)のトップリーグ「3x3.EXE PREMIRE(スリー バイ スリー ドット エグゼ プレミア)」にSEKAIE.EXE の選手として参戦した[18]。 チームは2019シーズンレギュラーラウンドを1位で通過したが[19]、プレーオフは辞退した[20]。
経歴
編集- 善通寺東部ミニ - 善通寺クラブ - 善通寺西中 - 英明高 - 鹿屋体育大 - 新潟(2018年2月)
日本代表歴
編集- 2013年U-18
脚注
編集- ^ 中山樹(英明高出)新潟加入 ドライブ武器、初陣手応え 女子バスケWリーグ四国新聞(2018年3月22日)
- ^ a b c d “中山 樹”. 公益社団法人バスケットボール女子日本リーグ機構. 2018年8月11日閲覧。
- ^ 中山樹今日デビュー 32連敗Wリーグ新潟の起爆剤英明高出 日刊スポーツ新潟版(2018年3月10日)
- ^ 女子香川県メンバー紹介2010年ジュニアオールスター
- ^ ウインターカップ2022 歴代記録更新はあるか、過去大会の記録をチェック! 高校バスケ 月刊バスケットボール(2022年12月26日)
- ^ 奥山理々嘉の“62得点”が得点部門首位に…長岡萌映子も高得点を連発/ウインターカップ女子1試合最多記録バスケットボールキング(2022年12月26日)
- ^ メンバー表平成24年度女子U-18トップエンデバー
- ^ “記者の目「涙は将来の糧に」”. バスケットボールジーン (2013年). 2013年12月29日閲覧。
- ^ 平成25年度男女U-18日本代表チーム 第21回日・韓・中ジュニア交流競技会 バスケットボール競技 日本代表選手 メンバー発表公益財団法人日本バスケットボール協会リリース
- ^ JX-ENEOSウインターカップ2013 第1日目 男女1回戦 -初出場では千葉英和が初戦突破-公益財団法人日本バスケットボール協会WINTERCUP2013ニュース(2013年12月23日)
- ^ 平成26年度女子U-18日本代表チーム 日本代表候補選手発表公益財団法人日本バスケットボール協会リリース
- ^ 第11回FIBA U-19女子世界選手権大会に関するFIBAからの通知について公益財団法人日本バスケットボール協会リリース
- ^ 第21回全九州大学バスケットボールリーグ戦 個人賞 九州大学バスケットボール連盟 @kgakuren(2014年10月5日). "女子個人賞" (ツイート). Twitterより2014年10月5日閲覧
- ^ 第24回全九州大学バスケットボールリーグ戦 個人賞 九州大学バスケット連盟(2017年10月16日プレスリリース)
- ^ 第21回日本男子・第34回日本女子学生選抜バスケットボール大会 大会結果一般財団法人全日本学生バスケットボール連盟(2017年7月16日)
- ^ 最終日のメインコートに立つ素晴らしさ(鹿屋体育大学)バスケットボール・スピリッツ(2017年12月9日)
- ^ アーリーエントリー選手(プレスリリース)一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(2018年2月7日)
- ^ 「3×3.EXE PREMIER 2019シーズン」登録選手のお知らせ(お知らせ)一般社団法人新潟アルビレックス女子バスケットボールクラブ(2019年5月8日)
- ^ レギュラーラウンド1位確定Women's category 3×3.EXE OFFICIAL @3×3league(2019年8月27日). "レギュラーラウンド1位確定" (ツイート). Twitterより2019年8月27日閲覧
- ^ プレーオフについてのお知らせ セカイエ3×3 @sekaieexe(2019年9月5日). "プレーオフについて" (ツイート).Twitterより2019年9月5日閲覧
- ^ 選手退団・現役引退のお知らせ