中央テレコム
中央テレコム(ちゅうおうテレコム、ロシア語: ОАО «Центртелеком»)はロシアの通信会社大手。固定電話、インターネット接続事業などを展開し、ロシア国内ではロステレコム、MTS、ヴィムペルコム、メガフォンに次いで第5位の事業者である。中央テレコムはMICEXとRTSに上場しており、スヴャジインベスト社が中央テレコム株の50.69%を保有する支配株主である。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | MCX: ESMO, MICEX:ESMO |
本社所在地 |
ロシア モスクワ州ヒムキ |
設立 | (1890年) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 固定電話、インターネット、ケーブルテレビ |
売上高 | 11億ドル(2008年) |
従業員数 | 31,517人 |
主要株主 | スヴャジインベスト |
外部リンク | www.centertelecom.ru |
沿革
編集中央テレコムの歴史は、19世紀後半のモスクワに電報施設が出来たときに始まった。 1922年から1926年にかけて、電信郵便局はモスクワ地方通信局に再編された。ソ連時代、通信システムはたびたび改革された。組織は徐々に発展し、機材設備の機能向上にも努め、当時最新の通信システムが導入され、通信網は国の経済力、人口増加、そして国防の要求に答えるため近代化を進めた。
ソ連崩壊後の劇的な社会的・経済的変化により同社も体制の変更を余儀なくされた。1994年6月20日、モスクワ地域に公開株式会社「エレクトロスヴャジ」が設立され、2001年には公開株式会社「中央テレコム」へと社名を変更した。
2002年、モスクワ地方の17の地域系通信会社が合併し中央テレコムに統合された。
事業支店
編集中央テレコムはベルゴロド、ブリャンスク、ウラジーミル、ヴェルフニェ ヴォルジェスキー[1][2]、ヴォロネジ、カルーガ、クルスク、リペツク、モスクワ、オリョール、リャザン、スモレンスク、タンボフ、トヴェーリ、トゥーラ、の15か所に15支店を持つ。