両備システムズ
株式会社両備システムズ(りょうびシステムズ)は岡山県岡山市北区に本社を置く、情報処理業を主業務とするシステムインテグレーター(独立系)。両備グループの一員であり、グループ内で情報関連部門の中核に位置付けられている会社である。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒700-8508 岡山県岡山市北区下石井二丁目10番12号 杜の街グレースオフィススクエア4階 |
本店所在地 |
〒700-8504 岡山県岡山市南区豊成二丁目7番16号 |
設立 | 1969年12月15日 |
業種 | 情報処理 |
法人番号 | 8260001007077 |
事業内容 | 公共、医療、社会保障分野および民間企業向けの情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、ハードウェア販売および保守サービス、ネットワーク構築サービス、データセンター事業、クラウドサービス事業、セキュリティ事業 |
代表者 | 代表取締役社長 松田敏之 |
資本金 | 3億円(2021年12月31日現在)[1] |
売上高 |
連結:383億2400万円(2021年度) 単独:363億8100万円(2021年度)[1] |
純利益 |
32億6100万円 (2023年12月期)[2] |
総資産 |
381億9900万円 (2023年12月期)[2] |
従業員数 |
連結:1942名 単独:1497名(2021年12月現在)[1] |
決算期 | 12月 |
主要株主 | 両備ホールディングス |
外部リンク | 両備システムズ |
概要
編集両備システムズをはじめとして、両備グループ全体としては情報処理に関する業務を一通り網羅しているが、これは両備システムズが成長する過程で業務内容を拡大しながら、ある程度の規模になった段階で分社化した結果と言える。結果として、現在の両備システムズは官公庁・自治体、医療機関向けシステムの開発・運用受託がメインとなっているが、2030年度には売上高500億円を目指し、売り上げの6割強を占めている公共分野に加えて、民需分野での成長や、AIを活用したシステム提案などに乗り出し、2026年度には公共と民需の比率を5:5にしていく[3]。
また、設立当初から富士通製FACOM231を導入し、かつては富士通と合弁で富士通岡山システムエンジニアリングを設立するなど、富士通とのつながりが強い。
歴史
編集- 1965年(昭和40年) - 協同組合岡山電子計算センターとして設立。
- 1969年(昭和44年) - 株式会社化
- 1973年(昭和48年) - 株式会社両備システムズに社名変更
- 1985年(昭和60年) - 富士通と共同出資で株式会社富士通岡山システムエンジニアリング(後に富士通の完全子会社となり、富士通システムズ・ウエストを経て2016年に富士通へ吸収合併)を設立
- 1988年(昭和63年) - システム機器部を分社化し、株式会社両備システム機器販売(現:株式会社両備システムイノベーションズ)を設立。以降、おもに民需向け部門を独立させて別会社を設立していく。
- 2020年 (令和2年) - 子会社5社を吸収合併。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)
- 2月 - 新規事業創出を見据え、投資運用子会社「株式会社Ryobi Algotech Capital」設立
関連会社
編集- 両備システムイノベーションズ
- 両備システムソリューションズ
- リョービシステムサービス
- リオス
- エス・シー・ラボ
- シンク
脚注
編集- ^ a b c “会社概要”. 株式会社両備システムズ. 2022年11月1日閲覧。
- ^ a b 株式会社両備システムズ 第55期決算公告
- ^ 両備システムズ、2030年度に売上高500億円を目指す 民需分野での成長やAI活用提案などにも意欲
- ^ 両備システムズ、医療機関向け総合情報システムを提供する 株式会社マックスシステムの全株式譲受(子会社化)
- ^ 両備システムズ、杜の街グレースへ岡山本社を移転