世界麻雀選手権
世界麻雀選手権(せかいマージャンせんしゅけん、英語: World Mahjong Championship)は、世界麻雀組織(WMO)が主管する麻雀の世界大会である。大会の準備自体は開催国の団体が行う。通称、WMC。中国語では世界麻将锦标赛と表記する。
開始年 | 2007 |
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主催 | 世界麻雀組織 |
チーム数 | 35チーム |
加盟国 | 12 |
前回優勝 |
個人:李立 団体:中国山西介休隊 |
公式サイト | |
第2回世界麻雀選手権オランダ大会公式サイト(英語) | |
中国麻雀ルール(世界麻雀組織公式ルール)を採用 |
歴史
編集麻雀はその発明以来、世界各地に普及していったが、ルール自体は普及した場所で手を加えられて発達したため、長い間、統一したルールが存在しなかった。しかし、1998年1月に中華人民共和国で麻雀が255番目のスポーツとして認定され、9月に中国国家体育総局が制定する国際標準ルールが作られると、2002年10月23日に日本のホテルグランドパレスでそのルールを用いた「2002世界麻雀選手権大会」が開催された。当初は中国の寧波で予定されていた[1]。個人部門では日本の初音舞が優勝し[2]、団体部門でも日本の麻雀棋士奨励会選抜Bチームが優勝した[3]。ただし、この大会は公式には第1回として数えられていない[4][5][6]。そして2005年10月に世界麻雀組織が設立されると、2007年11月1日から5日間にかけて「第1回世界麻雀選手権大会」が中国の四川省成都で開催された。この大会では、個人部門で中国人大学生の李立が優勝し、団体部門でも同じく中国の中国山西介休隊が優勝した[7]。
この第1回世界選手権が開催される前に、同年6月15日にマカオでWorld Mahjong ltd.(WML)という営利企業による2007世界麻雀大会(WSOM)が開催されている。この大会は総額100万ドルの賞金を設定し、優勝者には50万ドルが支払われた。ただし、この大会は単なる私企業による大会であるためWMOとは一切かかわりがなく、この記事で書かれている世界麻雀選手権とは何の繋がりもない。
優勝者
編集個人部門
編集番号 | 優勝 | 2位 | 3位 |
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2002 | 初音舞 | ジョン・オコーナー | 池谷雄一 |
1 | 李立(リー・リー) | 張章飛(チャン・チャンフェイ) | 今枝実 |
2 | 焦霊花 | Olivier Boivin | Elisabeth Frischenschlager |
団体部門
編集番号 | 優勝 | 2位 | 3位 |
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2002 | 麻雀棋士奨励会選抜Bチーム | 広州 | 日本健康麻将協会選抜 |
1 | 中国山西介休隊 | 中国上海張江隊 | 日本麻将体育協会大阪隊 |
2 | 中国 | フランス | デンマーク |
会場
編集期間 | 大会名 | 場所 | 会場 |
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2002年10月23日 | 2002世界麻雀選手権 | 日本 東京都千代田区飯田橋 | ホテルグランドパレス |
2007年11月1日-6日 | 第1回世界麻雀選手権 | 中国 四川省成都 | 紅珠山賓館 |
2010年8月27日-29日 | 第2回世界麻雀選手権 | オランダ ユトレヒト | Nationaal Denksport Centrum 'Den Hommel' |
2012年10月27日-29日 | 第3回世界麻雀選手権 | 中国 四川省重慶 |
出典
編集- ^ Kanazawa, Masahiro (2002年12月12日). “世界麻雀選手権大会について (About 2002 World Mahjong Championship)” (Japanese). 2017年6月8日閲覧。
- ^ 2002年世界麻雀選手権大会個人部門成績
- ^ 2002年世界麻雀選手権大会団体部門成績
- ^ The First World Championship in Mahjong
- ^ 2002年世界麻雀選手権大会個人部門成績 2002 World Mahjong Championship Individual Result
- ^ 2002年世界麻雀選手権大会団体部門成績 2002 World Mahjong Championship Team Result
- ^ 2007年第一届麻将文化交流大会暨首届世界麻将锦标赛成绩表
- ^ WMC and the Netherlands