世界の終わりのいずこねこ
『世界の終わりのいずこねこ』(せかいのおわりのいずこねこ)は、2015年3月7日に公開された日本のSF映画。
世界の終わりのいずこねこ | |
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監督 | 竹内道宏 |
脚本 |
竹内道宏 西島大介 |
原案 | サクライケンタ |
出演者 |
茉里(いずこねこ) 西島大介 蒼波純 緑川百々子 永井亜子 小明 宍戸留美 いまおかしんじ |
音楽 | サクライケンタ |
撮影 | 伊集守忠 |
製作会社 | ekoms+SPOTTED PRODUCTIONS |
公開 | 2015年3月7日 |
上映時間 | 1時間28分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集茉里(現泉茉里)によるアイドルソロプロジェクトであるいずこねこが2014年に活動停止することに伴い、その最後のプロジェクトとしてこの映画がクラウドファンディングを利用し制作されることになった[1]。クラウドファンディングにおいて、150万円の目標に対し460万円のファンディング獲得に成功した。[2]。
監督・脚本は神聖かまってちゃんなどのミュージック映像作品を手掛ける竹内道宏であり、初の劇場映画監督作品となる。原案、音楽にはいずこねこのプロデューサーサクライケンタが共同脚本に漫画家の西島大介が参加する[3]。
キャストは主人公のいずこねこが一人二役を務めるほか、主人公のクラスメイトに、2010年代のアイドルブームの空気感を伝えるために、多くのアイドルが起用された[4]。
映画は完成後、クラウドファンディングの出資者へ特別試写会が開催された後、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015のフォアキャスト部門にて招待上映され、2015年3月7日から一般公開された。
また、西島大介による映画のコミカライズ版が単行本化され映画の一般公開にあわせて発売された[5]。
2016年3月6日に行われたおおさかシネマフェスティバル2016で、茉里(当時ミズタマリ)がワイルドバンチ賞・個人の部を受賞した[6][7]。
キャスト
編集スタッフ
編集関連作品
編集漫画
編集- 西島大介 『世界の終わりのいずこねこ』
- 太田出版、2015年3月7日発売 ISBN 978-4-778-32247-2
サウンドトラック
編集- いずこねこ『世界の終わりのいずこねこ オリジナル・サウンドトラック』
- ekoms、2015年3月4日発売 SCSND-0006
脚注
編集- ^ “いずこねこ最後のプロジェクト、映画連動企画で有終の美”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年5月21日) 2015年3月10日閲覧。
- ^ “「いずこねこ」最初で最後の主演映画『世界の終わりのいずこねこ』応援プロジェクト”. クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIRE 2015年3月10日閲覧。
- ^ “いずこねこ主演映画に蒼波純、宍戸留美ら参加”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年8月26日) 2015年3月10日閲覧。
- ^ “映画『世界の終わりのいずこねこ』竹内道宏監督、ロングインタビュー”. CAMPFIRE mag. (2015年1月19日) 2015年3月10日閲覧。
- ^ “西島大介が脚本執筆&出演もした映画「世界の終わりのいずこねこ」マンガ版発売”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年3月7日) 2015年3月10日閲覧。
- ^ “おおさかシネマフェスティバル2016 -映画ファンのための映画まつり-” (PDF). おおさかシネマフェスティバル実行委員会. 2017年1月23日閲覧。
- ^ “樹木希林さん笑顔で登壇 おおさかシネマフェス”. 大阪日日新聞 (2016年3月7日). 2017年1月23日閲覧。
外部リンク
編集- 公式webサイト(閉鎖)
- 『世界の終わりのいずこねこ』 (@izukoneko_movie) - X(旧Twitter)