世界の大規模屈折望遠鏡一覧

ウィキメディアの一覧記事

世界の大規模屈折望遠鏡一覧を以下に示す。レンズの直径の大きい物、焦点距離の長い物から順に並べた。

天文台 位置 レンズの直径 焦点距離 建造年 備考
1900年パリ万博会場 パリ, フランス 1.25 m 57 m 1900年 レンズが不良品であり、後に解体された
ヤーキース天文台 ウィスコンシン州, アメリカ 1.02 m 19.4 m 1897年  
スウェーデン太陽望遠鏡,
ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台
ラ・パルマ島 1 m 15 m 2002年 補償光学技術を用いている
リック天文台 カリフォルニア州, アメリカ 0.91 m 17.6 m 1888年  
パリ天文台 ムードン 0.83 m + 0.62 m 16.2 m 1891年 2基組
ポツダム天体物理天文台 ポツダム, ドイツ 0.80 m + 0.50 m 12.0 m 1899年 2基組
コートダジュール天文台 ニース 0.76 m 17.9 m 1887年  
アレゲニィ天文台 ピッツバーグ, アメリカ 0.76 m 14.1 m 1914年  
プルコヴォ天文台 サンクトペテルブルク 0.76 m ? 1885年 レニングラード包囲戦により破壊される。
グリニッジ天文台 グリニッジ, イギリス 0.71 m 8.5 m 1894年  
ウィーン天文台 ウィーン 0.69 m 10.5 m 1878年  
アルヒェンホルト天文台 ベルリン 0.68 m 21 m 1896年  
マコーミック天文台 シャーロッツビル, アメリカ 0.67 m 9.9 m 1883年  
アメリカ海軍天文台 ワシントンD.C., アメリカ 0.66 m 9.9 m 1873年  
グリニッジ天文台 グリニッジ, イギリス 0.66 m 6.8 m 1897年  
イェール南天観測所 ヨハネスブルグ 0.66 m 10.8 m 1925年 1952年にストロムロ山天文台に移設された。下欄に示す。
ストロムロ山天文台 ストロムロ山、オーストラリア 0.66 m 10.8 m 1925年 南アフリカにあったイェール・コロンビア望遠鏡が1952年に移設された。2003年1月18日、キャンベラの山火事で倒壊した。
ベオグラード天文台 ベオグラード 0.65 m 10.55 m   ベルリン天文台のものと同じ形式
飛騨天文台 岐阜 0.65 m 10.50 m 1972年 東洋一。
プルコヴォ天文台 サンクトペテルブルク 0.65 m 10.413 m 1930年代 戦時中に被害を受け、1954年に再開
国立天文台 東京 0.65 m 10.21 m 1926年
ベルリン天文台 ポツダム 0.65 m 10.12 m 1914年 ベルリン天文台は1913年にポツダム・バベルズブルクに移った

関連項目

編集