世界の夜
概要
編集日本では「ヨーロッパの夜」の方が先に公開されたが、実はこの映画の方が先に製作されたモノであり、数多くの亜流を産み俗にいう『夜モノ』というジャンルを確立した作品である。のちにモンド映画に発展していくが、“夜モノ”映画はあくまでキャバレーや劇場などでやるショーを記録したモノであり、ストリップやボードヴィルなど基本的に大人向けのジャンルとなっている。
続編の『続・世界の夜』も作られた。ちなみに原題が同じシリーズにもかかわらず、残酷キワモノ感が強化され別扱いになった『地球の皮を剥ぐ』がある。正統派のシリーズ続編に数えるなら1975年の『ワールド・バイ・ナイトTODAY』であろう。ジャンル的に復活版と言えよう。
内容
編集ストリップ・ティーズやバーレスクショー、セクシーなアクロバットショーなど世界中から呼び寄せたエンターティナーやストリッパー達が繰り広げるショー、ヴォードヴィル等のショーなど大人の娯楽を見せる…。
スタッフ
編集- 監督:ミーノ・ロイ
- 音楽:ピエロ・ピッチオーニ
- 撮影:トニーノ・デリ・コリ
- 日本語版ナレーション:三国一朗