世界の交響楽団
世界の交響楽団(せかいのこうきょうがくだん)は、新日本放送(現:MBSラジオ)で、1952年3月10日から1955年7月26日の毎週月~金の15時20分から16時00分まで放送された、クラシック音楽のレコードを放送する番組である[1][2]。
世界の交響楽団 | |
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ジャンル | 音楽番組(クラシック音楽) |
放送期間 | 1952年3月10日[1] - 1955年7月26日[2] |
放送時間 | 毎週月-金 15:20 - 16:00(40分)[1] |
放送局 | 新日本放送 |
テーマ曲 | ベートーヴェン作曲 交響曲第3番「英雄」 第1楽章より、冒頭部分(セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団)[2] |
概要
編集以下の文は、1961年に毎日放送が発行した、「毎日放送十年史」の69,70ページに、当番組について詳しく記されているので、それを基にまとめた記述である。
1952年、開局して間もない当時の新日本放送のレコード音楽番組の1つで、世界の著名な交響楽団、管弦楽団の演奏を、楽団単位で紹介する番組で、それらの演奏又は伴奏による曲(交響曲、管弦楽曲、協奏曲、声楽曲等)を、SPやLPのクラシックレコードを使って放送していた[1][2]。
放送開始の時期は、レコード蒐集の都合で、米のオーケストラに限られていたものの、ヨーロッパのそれらの蒐集が充実したのに伴い、番組名の「世界の・・」という性格を確立するようになった[1][2]。
曲の部分的カットは絶対に行わずに放送した[2]。
又、当時使ったレコードはLPとSP半々で、レコードの蒐集にも苦労したという[2]。
テーマ曲
編集ベートーヴェン作曲 交響曲第3番「英雄」 第1楽章より、冒頭部分[2]