不動の沢駅
宮城県気仙沼市にある東日本旅客鉄道の駅
不動の沢駅(ふどうのさわえき)は、宮城県気仙沼市四反田(したんだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線BRTのバス停留所である。元々は同社の気仙沼線の鉄道駅であった。
不動の沢駅 | |
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駅全景(2013年5月) | |
ふどうのさわ Fudōnosawa | |
◄南気仙沼 (1.3 km) (1.4 km) 東新城► | |
所在地 | 宮城県気仙沼市四反田 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■気仙沼線BRT |
キロ程 | 69.6 km(前谷地起点) |
電報略号 | フサ |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- |
133人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 2012年(平成24年)8月20日[* 1] |
備考 | 無人駅 |
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不動の沢駅 | |
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ホーム(2009年8月) | |
ふどうのさわ Fudōnosawa | |
◄南気仙沼 (1.3 km) (3.2 km) 気仙沼► | |
所在地 | 宮城県気仙沼市四反田 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■気仙沼線 |
キロ程 | 69.6 km(前谷地起点) |
電報略号 | フサ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)11月10日[1] |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)4月1日[** 1] |
備考 | 無人駅[2] |
歴史
編集- 1960年(昭和35年)11月10日:日本国有鉄道(国鉄)気仙沼線の駅として開業[1][3]。気動車の旅客のみを取り扱う駅員無配置駅[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[1]。
- 2005年(平成17年)3月1日:気仙沼高校の統合に伴う利便性向上のため、快速「南三陸」4号が停車開始。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災により営業休止。
- 2012年(平成24年)8月20日:BRTで仮復旧。駅は市道上に移設[5]。
- 2013年(平成25年)4月25日:当駅からのバス専用道の整備に伴い、駅を旧駅舎のあった場所に移設[6]。
- 2020年(令和2年)4月1日:柳津駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる[7][8]。
-
一般道上に設置されていた時代のBRTのりば(2012年9月)
駅構造
編集旧ホームと線路を撤去した専用道上に乗降場が整備されている。構内は2車線。気仙沼行き乗降場に待合室とトイレが設置されている。
BRTの運行開始当初は線路に隣接する道路上に乗降場が設けられ、バスポールが立つのみであった。
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は133人である[利用客数 1]。
2013年度(平成25年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2013年(平成25年) | 147 | [利用客数 2] |
2014年(平成26年) | 160 | [利用客数 3] |
2015年(平成27年) | 161 | [利用客数 4] |
2016年(平成28年) | 140 | [利用客数 5] |
2017年(平成29年) | 146 | [利用客数 6] |
2018年(平成30年) | 160 | [利用客数 7] |
2019年(令和元年) | 147 | [利用客数 8] |
2020年(令和 | 2年)135 | [利用客数 9] |
2021年(令和 | 3年)118 | [利用客数 10] |
2022年(令和 | 4年)134 | [利用客数 11] |
2023年(令和 | 5年)133 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集- NHK仙台放送局気仙沼ラジオ中継局(第1放送1161kHz 100W 第2放送1539kHz 100W)
- 東北放送気仙沼ラジオ中継局(801kHz 100w)
- 県道26号気仙沼唐桑線
- 国道45号(気仙沼バイパス)
- 気仙沼市医師会附属准看護学校
- 宮城県気仙沼高等学校
- 気仙沼九条郵便局
- ミヤコーバス「不動の沢」停留所
隣の停留所
編集かつて存在した鉄道路線
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■気仙沼線
- 南気仙沼駅 - 不動の沢駅 - 気仙沼駅
脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、484頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、24頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第551号」『官報』1960年11月4日。
- ^ 「通報 ●気仙沼線不動の沢駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1960年11月4日、7面。
- ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2012年7月18日)
- ^ 気仙沼線BRTの専用道延伸及びダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2013年3月25日)
- ^ 『気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ 『鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(不動の沢駅):JR東日本