下野伸一郎
下野 伸一郎(しもの しんいちろう、1990年10月10日 - )は、鹿児島県日置市出身の陸上競技選手。専門は走幅跳で、自己ベストは日本歴代7位の8m11。2013年と2017年のアジア選手権日本代表。九電工所属。
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選手情報 | ||||
フルネーム | しもの しんいちろう | |||
ラテン文字 | Shinichiro Shimono | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 (跳躍) | |||
種目 | 走幅跳 | |||
所属 | 九電工 | |||
大学 | 福岡大学 | |||
生年月日 | 1990年10月10日(34歳) | |||
出身地 | 鹿児島県日置市[1] | |||
身長 | 178cm[2] | |||
体重 | 67kg[2] | |||
成績 | ||||
地域大会決勝 |
アジア選手権 走幅跳 5位 (2013年) | |||
国内大会決勝 |
日本選手権 走幅跳 2位 (2013年, 2017年) | |||
自己ベスト | ||||
走幅跳 | 8m11 (2015年) | |||
編集 |
経歴
編集高校生時代
編集鹿児島商業高校時代にはインターハイ、国民体育大会、日本ユース選手権に出場を果たし、2007年の日本ユース選手権では7m06(0.0)で5位に入っている(インターハイと国民体育大会での入賞経験はなし)。高校時代の自己ベストは3年時の2008年にマークした7m23[3]。
大学生時代
編集福岡大学に進学すると、1年時の2009年に自己ベストを7m76まで更新し、日本選手権にも初出場を果たした。2年時の2010年には九州インカレ初優勝、3年時の2011年には九州インカレ2連覇と西日本インカレ初優勝を果たしたが、1年時の自己ベストを更新することはできなかった。
最終学年の2012年、5月の九州インカレは自己ベスト(7m76)を3年ぶりに更新する7m80で3連覇を飾ると、7月14日の福岡大競技会では日本歴代10位(当時)・九州学生新記録の8m08(+2.0)をマークし、8mジャンパーの仲間入りを果たした。9月の日本インカレは1位と4cm差の2位に終わり、大学4年間で学生日本一に輝くことはできなかったが、10月の国民体育大会で初の全国タイトルを獲得した[4]。
社会人時代
編集2013年、九電工に入社。6月の日本選手権では1cm差で優勝を逃すも初の表彰台(2位)に上り、初めて日の丸を背負った7月のアジア選手権では5位に入った。
2015年、8月2日の福岡大競技会で日本歴代7位の8m11(+1.6)をマークし、自己ベスト(8m08)を3年ぶりに更新した。
2016年のシーズン終了後、師事する福岡大学の片峯隆監督の助言をきっかけに、10年以上続けていた反り跳びからダブルシザースにフォームを変更した[5]。
2017年、4月の織田記念は追い風参考記録ながら8mを超える8m05(+2.3)で初優勝を飾ると、5月のゴールデングランプリ川崎では公認記録で自身3度目の8mジャンプとなる8m00(+1.7)をマークして3位に入った[6]。6月の日本選手権は4年ぶりに表彰台(2位)に上り、2大会ぶり2度目の出場となった7月のアジア選手権は6位に入った。
自己ベスト
編集種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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走幅跳 | 8m11 (+1.6) | 2015年8月2日 | 福岡市 | 日本歴代7位 |
主要大会成績
編集- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
編集年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 (社1) | アジア選手権 | プネー | 走幅跳 | 5位 | 7m71 (+0.5) | |
2016 (社4) | 日中韓3カ国交流 | 金泉 | 走幅跳 | 4位 | 7m54 (+0.2) | |
2017 (社5) | アジア選手権 | ブバネーシュワル | 走幅跳 | 6位 | 7m76 (+0.8) |
日本選手権
編集年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 (大1) | 第93回 | 広島市 | 走幅跳 | 19位 | 7m20 (+0.3) | |
2010 (大2) | 第94回 | 丸亀市 | 走幅跳 | 16位 | 7m17 (+2.4) | 公認記録:7m16 (+0.3) |
2011 (大3) | 第95回 | 熊谷市 | 走幅跳 | 4位 | 7m53 (-0.3) | |
2012 (大4) | 第96回 | 大阪市 | 走幅跳 | 記録なし | NM | |
2013 (社1) | 第97回 | 調布市 | 走幅跳 | 2位 | 7m75 (0.0) | |
2014 (社2) | 第98回 | 福島市 | 走幅跳 | 14位 | 7m34 (+0.3) | |
2015 (社3) | 第99回 | 新潟市 | 走幅跳 | 6位 | 7m58 (-1.6) | |
2016 (社4) | 第100回 | 名古屋市 | 走幅跳 | 6位 | 7m62 (+0.3) | |
2017 (社5) | 第101回 | 大阪市 | 走幅跳 | 2位 | 7m86 (+0.2) |
国内獲得タイトル
編集- 優勝した国内主要大会を記載
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 優勝記録 | 備考 |
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2010 (大2) | 九州インカレ | 福岡市 | 走幅跳 | 7m44 (-0.3) | |
2011 (大3) | 九州インカレ | 熊本市 | 走幅跳 | 7m82 (+2.9) | |
西日本インカレ | 岐阜市 | 走幅跳 | 7m67 (+1.7) | ||
2012 (大4) | 九州インカレ | 福岡市 | 走幅跳 | 7m80 (+0.7) | 自己ベスト |
西日本インカレ | 京都市 | 走幅跳 | 7m56 (+2.5) | ||
国民体育大会 | 岐阜市 | 走幅跳 | 7m86 (+0.8) | ||
2017 (社5) | 織田記念国際 | 広島市 | 走幅跳 | 8m05 (+2.3) | |
田島直人記念 | 山口市 | 走幅跳 | 7m95 (+1.5) | 大会記録 | |
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 走幅跳 | 7m73 (+0.1) |
テレビ出演
編集脚注
編集- ^ “選手・スタッフ紹介 / 一般種目”. 九電工 (2017年7月28日). 2018年1月7日閲覧。
- ^ a b 2017年アジア選手権・ガイドブック(P.10参照) (PDF, 9.3 MB) 日本陸上競技連盟 2018年1月7日閲覧
- ^ 2013年アジア選手権・ガイドブック(P.15参照) (PDF, 19.8 MB) 日本陸上競技連盟 2018年1月7日閲覧
- ^ 「岐阜国体」『月刊陸上競技』第46巻第12号、講談社、2012年11月号、48頁。
- ^ 「2017 日本GPシリーズ ハイライト」『月刊陸上競技』第51巻第7号、講談社、2017年6月号、66頁。
- ^ 「ゴールデンGP川崎」『月刊陸上競技』第51巻第8号、講談社、2017年7月号、15頁。
- ^ “スパニチ!!珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー”. TVでた蔵 (2015年12月26日). 2018年1月7日閲覧。
外部リンク
編集記録 | ||
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先代 大石博之 (7m88) 2002年9月7日 |
男子走幅跳 九州学生記録保持者 (8m08) 2012年7月14日 - |
次代 未定 |