下町 (さいたま市)
埼玉県さいたま市大宮区の町丁
下町(しもちょう)は、埼玉県さいたま市大宮区の町丁。現行行政地名は下町一丁目から下町三丁目。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は330-0844[2]。
■下町 | |
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北緯35度54分11.4秒 東経139度37分36.9秒 / 北緯35.903167度 東経139.626917度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | さいたま市 |
区 | 大宮区 |
人口 | |
• 合計 | 3,450人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
330-0844[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 大宮 |
※座標は市民会館おおみやの位置 |
地理
編集さいたま市大宮区の中央部で、大宮駅の南東部に位置している。仲町、東町、浅間町、吉敷町、錦町に隣接する。下町一丁目には、歓楽街である大宮南銀座が所在する。歓楽街を外れた地区は、埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道)周辺を中心に、主に銀行や企業の事務所などがある商業地である。大宮宿新宿下町だったことが地名の由来。
歴史
編集- 1955年(昭和30年)7月1日:大宮市大字大宮および大字高鼻の各一部から下町一丁目 - 三丁目が成立[5][6][注釈 1]。
- 1968年(昭和43年):地内に大宮歯科衛生士専門学校が創立される。
- 1970年(昭和45年)1月11日:下町三丁目に大宮市民会館(現・さいたま市民会館おおみや)が落成する[9]。
- 1970年(昭和45年):地内に映画館を中心とした複合娯楽施設「大宮ハタプラザ」が開業する。
- 1983年(昭和58年)4月:国際障害者年記念事業として「大宮市ひまわり学園」(現、さいたま市総合療育センターひまわり学園)が開園する。
- 2001年(平成13年)5月1日:浦和市・大宮市・与野市が合併し、さいたま市が発足[10]。同市の町丁となる。
- 2003年(平成15年)4月1日:さいたま市が政令指定都市に移行し[10]、同市大宮区の町丁となる。
- 2006年(平成18年)6月18日:「大宮ハタプラザ」が閉館する。跡地には高層マンションが建設された。
- 2018年(平成30年)4月:下町一丁目・二丁目が暴力団排除特別強化地域に指定。暴力団員との間で みかじめ料のやり取りが禁止された[11]。
- 2022年(令和4年)3月31日:さいたま市民会館おおみやが、下町三丁目から大門町二丁目に移転する。
世帯数と人口
編集2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
下町一丁目 | 185世帯 | 370人 |
下町二丁目 | 159世帯 | 266人 |
下町三丁目 | 1,196世帯 | 2,814人 |
計 | 1,540世帯 | 3,450人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[12]。
丁目 | 区域 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
下町一丁目 | 全域 | さいたま市立大宮小学校 | さいたま市立大宮東中学校 |
下町二丁目 | 全域 | ||
下町三丁目 | 全域 |
施設
編集かつては地内に二丁目に大宮電報電話局が、三丁目に養護施設のひまわり学園などが所在した[5]。また、2022年まではさいたま市民会館おおみやが存在した。
交通
編集鉄道
編集下町一丁目の南西部を東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線が通るが、駅はない。最寄り駅は、全域が各線の大宮駅である。
道路
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 958ページ。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 453ページ。
- ^ “さいたま市/さいたま市土地区画整理事業位置図” (PDF). www.city.saitama.jp. 2023年7月16日閲覧。
- ^ 『大宮市史調査報告書 第1集 大宮市歴史年表』 122ページ。
- ^ 『大宮のむかしといま』 資料9 - 11ページ。
- ^ a b “さいたま市/合併後の住所の移り変わり”. www.city.saitama.jp. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “埼玉県暴力団排除条例”. 埼玉県警察 (2018年6月8日). 2022年8月20日閲覧。
- ^ “さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ 『「街の達人」でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、1・101頁。ISBN 978-4-398-60135-3。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日。全国書誌番号:81007009、NCID BN03449939。
- 『大宮市史調査報告書 第1集 大宮市歴史年表』大宮市企画財政部統計資料課、1997年3月28日。