上野運輸区(うえのうんゆく)は、東京都台東区上野駅構内にある東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部運転士車掌が所属していた組織である.現在は上野統括センターの1ユニットである上野乗務ユニットとして乗務業務を担当している.

かつては上野発着の特急列車に多く乗務し、東北・信越主要都市への行路も受け持っていたが、新幹線開業により減少し、現在では常磐線特急ひたち ・ときわをはじめとする特急列車のほか、北関東近郊エリアの湘南新宿ライン宇都宮線高崎線常磐線中距離電車の普通列車に乗務している。

乗務範囲

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・常磐線(東京~勝田)

・宇都宮線(東京~宇都宮)

・高崎線(東京~高崎)※運転士は籠原まで

・東海道線(東京〜品川)※常磐線、宇都宮線、高崎線からの直通列車(上野東京ライン)のみ

・湘南新宿ライン(新宿~宇都宮・高崎)

・武蔵野線(西船橋~府中本町)

・武蔵野貨物線(武蔵浦和、西浦和~大宮、府中本町~鶴見)

・京葉線(新習志野~西船橋)※OM検査入場のみ

沿革

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  • 1982年 - 東北・上越新幹線大宮開業のため、新幹線を担当する大宮新幹線支区を設置。当初は東海道新幹線を担当する東京車掌所(現在のJR東海東京第一運輸所東京第二運輸所)から要員が派遣された。
  • 1985年 - 東北新幹線上野開業のため、大宮新幹線支区を上野車掌区に統合。
  • 1991年 - 東北新幹線東京開業のため、新幹線行路を丸の内車掌区に移管。
  • 2022年 - 上野車掌区と上野運転区が廃止となり、新たに上野運輸区が発足[1]
  • 2024年10月1日 - 柔軟な働き方のさらなる実現のため,上野営業統括センターと上野運輸区が融合され上野統括センターが発足。上野統括センター上野乗務ユニットが発足し上野運輸区は廃止された.


脚注

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  1. ^ TOKYO MAIL NEWS(輸送サービス労組東京地本情報資料)No.326”. web.archive.org (2021年5月21日). 2022年11月5日閲覧。