上総興津駅
千葉県勝浦市興津にある東日本旅客鉄道の駅
上総興津駅(かずさおきつえき)は、千葉県勝浦市興津にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
上総興津駅 | |
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駅舎(2023年2月) | |
かずさおきつ Kazusa-Okitsu | |
◄鵜原 (2.7 km) (3.3 km) 行川アイランド► | |
所在地 | 千葉県勝浦市興津307-6 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 77.2 km(千葉起点) |
電報略号 | ツサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
141人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集勝浦駅より当駅までの延伸工事は1925年(大正14年)7月に着工したが、トンネルの多い難工事であった[2]。
年表
編集- 1927年(昭和2年)4月1日:鉄道省の駅として開設[1]。駅から県道への通路が市街地を通るため、買収立ち退きが遅れたという[2]。
- 1971年(昭和46年)5月11日:貨物・荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[4]。東京近郊区間に組込まれる[4]。
-
駅名看板更新前の駅舎(2014年1月)
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を備える。
茂原統括センター(勝浦駅)管理のJR東日本ステーションサービスによる業務委託駅で、窓口、短距離自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■外房線 | 下り | 安房小湊・安房鴨川方面 |
2 | 上り | 大原・茂原・千葉・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは10両編成までに対応する。
-
改札口(2022年2月)
-
駅ホーム(2022年2月)
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は141人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)571 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)560 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)554 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)486 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)472 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)450 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)444 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)414 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 386 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 357 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]347 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]340 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]329 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]302 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]286 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]275 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]276 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]270 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]266 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]232 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]225 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]203 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]209 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]220 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]207 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]213 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]206 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]194 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]188 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]182 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]108 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]125 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]128 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]141 |
駅周辺
編集隣の駅
編集※当駅に一部が停車する特急「わかしお」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ a b 吉野梓楼「大正から昭和へ-鉄道と地震事情-」『勝浦市史研究』第5巻、1999年、70-80頁。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、616頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2019年7月30日閲覧。
利用状況
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(上総興津駅):JR東日本