上杉鷹山生誕250年祭・YOZANフェスティバル
上杉鷹山生誕250年祭・YOZANフェスティバル(うえすぎようざんせいたん250ねんさい・ようざんフェスティバル)は、2001年(平成13年)に山形県米沢市にて、上杉鷹山公の生誕250年と、上杉氏の米沢入部400年を記念して開催された博覧会である。
開催概要
編集- 開催理由 - 上杉鷹山生誕250年・上杉氏米沢入部400年記念
- テーマ - 「なせばなる」こころの21世紀
- 開催期間 - 2001年(平成13年)9月29日(土)から10月21日(日)にかけての23日間
- 会場 - 上杉神社隣接・おまつり広場、上杉城史苑、新博物館(米沢市上杉博物館・伝国の杜)
- 入場料 - 新博物館との共通入場券である。
入場料は下記の通り。
一般 | 学生 | 小・中学生 | |
---|---|---|---|
前売り券 | 1000円 | 700円 | 500円 |
当日券 | 1500円 | 1100円 | 700円 |
パビリオン
編集テーマ館
- 日本中や世界中からの、上杉鷹山公の250歳の誕生を祝うメッセージの展示。
- オーディオシアターは和太鼓JU-ZOが奏でる「250年の鼓動」を上映。
鷹山偉業館-1(鯉とかてもの館)
- 鷹山公が奨励した鯉や「かてもの」(山菜、木の実などのこと)についての展示。
- 中央の水槽に1メートルを超える巨大野鯉を飼育展示。
- リボンフラワーで再現された、鷹山公の「かてもの」70数種類の山野草を展示。
鷹山偉業館-2(鷹山おもしろ劇場)
- 上杉鷹山公の人物像を紹介するパビリオン。
- エントランスでは、人間・鷹山をユニークに分析したパネルを展示。
- メインシアターでは、飛び出す巨大絵本劇場を上演。
鷹山偉業館-3(米織館)
おしょうしな館(米沢新産業館)
- 「おしょうしな」とは米沢の言葉で、「ありがとう」の意味である。
- メイン展示は、和洋菓子職人の手による、「250年前の米沢」をお菓子で再現したジオラマ。
- 米沢のハイテク産業を展示する「米沢テクノフェスティバル」を同時開催。
なせばなる・極みの文化芸術館
- 米沢市民の手による深山和紙の和紙人形行列1000体の「米沢の四季」を展示。和紙で作られた精巧な「米沢の紙甲冑」も展示。
- 地元の工芸士による陶器、織物、打ち出刃物、将棋の駒、木彫りなどの伝統工芸、創作美術を展示。
お茶室・鷹山庵
こども鷹山塾
- クラフト教室や民話塾、将棋教室など、11の塾を開設し、子供に楽しんでもらう企画。
米沢・食と技の匠通り
イベントステージ
新博物館
- 現在の米沢市上杉博物館・置賜文化ホール(伝国の杜)
- 常設展示室では、置賜・米沢や上杉の歴史と文化を展示。
- 開館記念特別展示として、「上杉家の至宝」を開催。国宝「上杉本洛中洛外図屏風」をはじめとした、上杉家に伝来した数々の古美術を展示。
参考資料
編集- YOZANフェスティバル・パンフレット各種