上志比村
日本の福井県吉田郡にあった村
上志比村(かみしひむら[1])は、福井県の北東部に位置していた村。曹洞宗の宗祖道元が越前に移り、現在の永平寺開山の前に過ごした吉峰寺がある。
かみしひむら 上志比村 | |||||
---|---|---|---|---|---|
吉峰寺 | |||||
| |||||
廃止日 | 2006年2月13日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 永平寺町、松岡町、上志比村 → 永平寺町 | ||||
現在の自治体 | 永平寺町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
都道府県 | 福井県 | ||||
郡 | 吉田郡 | ||||
市町村コード | 18323-7 | ||||
面積 | 25.35 km2 | ||||
総人口 |
3,414人 (国勢調査、2005年) | ||||
隣接自治体 | 永平寺町・勝山市・福井市 | ||||
村の木 | けやき | ||||
村の花 | キク | ||||
イメージ キャラクター | ニンキー | ||||
上志比村役場 | |||||
所在地 |
〒910-1392 福井県吉田郡上志比村栗住波1-1 (現在の吉田郡永平寺町栗住波1-1) | ||||
座標 | 北緯36度04分41秒 東経136度23分51秒 / 北緯36.07817度 東経136.39742度座標: 北緯36度04分41秒 東経136度23分51秒 / 北緯36.07817度 東経136.39742度 | ||||
ウィキプロジェクト |
ニンニクの球根をモチーフにしたイメージキャラクターを制定し、村および特産品の周知に一役買っていた。6月のニンニクが収穫を迎える頃から、九頭竜川ではアユを釣る人々で賑わっていた。
1889年の町村制施行による設置以来、その名前と区域が変わることがなかったが、2006年2月13日に郡内1町となる永平寺町新設につき、松岡町、旧・永平寺町とともに消滅した。また、福井県内で最後まで残った、当初から廃置分合を行った事のない市町村であった。
以下は上志比村があった当時の記述である。
地理
編集- 河川: 九頭竜川
隣接していた自治体
編集福井県内の3市町と接していた。
歴史
編集沿革
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、吉田郡山王村、野中村、浅見村、北島村、牧幅島村、大月村、市右衛門島村、大野島村、清水村、栗住波村、石上村、竹原村、中島村、市荒川村、藤巻村及び吉峰村の区域をもって、吉田郡上志比村が発足する。
- 2006年(平成18年)2月13日 - 吉田郡松岡町、永平寺町及び上志比村が合併して、改めて吉田郡永平寺町が発足する。
災害
編集行政
編集- 村長 鈴木喜代宏(2004年9月から)
経済
編集産業
編集- 主な産業
- 産業人口(2005年国勢調査)
- 第一次産業:103人
- 第二次産業:607人
- 第三次産業:1,075人
地域
編集健康
編集- 平均年齢 47.6歳(2005年国勢調査)
教育
編集- 上志比村上志比中学校
- 上志比村上志比小学校
交通
編集鉄道路線
編集- 中心となる駅:山王駅
- 隣接市町村への連絡
- 都道府県庁への連絡
- 広範囲な連絡
道路
編集- 一般国道
- 村内を走る一般国道:国道416号
- 県道
- 村内を走る県道:
- 福井県道168号藤巻下荒井線
- 福井県道254号上志比インター線
- 福井県道255号牧福島上荒川線
- 村内を走る県道:
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集- 吉峰寺
- 上志比人希の里公園[3](ニンキーの里公園)
脚注
編集参考文献
編集- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
編集- 下志比村 - 当村の対。こちらは昭和の大合併で志比村となり、のちに改称・町制施行して一足先に永平寺町の一部となっている。
- 福井県の廃止市町村一覧
外部リンク
編集- 永平寺町上志比支所
- 国土地理院地形図閲覧システム
- 国土地理院 地形図閲覧システム 2万5千分1地形図名:山王
- 上志比村ホームページ(2006/01/13アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 吉田郡三町村合併協議会