上原 理生(うえはら りお、1986年10月29日[1] - )は、埼玉県出身のミュージカル俳優、声楽家。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業[2]。身長183cm。血液型O型。

うえはら りお
上原 理生
本名 上原 理生(うえはら りお)
生年月日 (1986-10-29) 1986年10月29日(38歳)
出身地 日本の旗 日本 埼玉県[1]
身長 183 cm[1]
血液型 O型
職業 俳優歌手
ジャンル ミュージカル舞台
活動期間 2011年 - [1]
事務所 オーチャード( - 2021年10月)
公式サイト 上原理生 公式サイト
主な作品
レ・ミゼラブル
ロミオ&ジュリエット
ミス・サイゴン
テンプレートを表示

来歴

編集
  • 2009年3月 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業[2]。卒業時、東京藝術大学同声会賞・アカンサス賞受賞[2]
  • 2011年公演の「レ・ミゼラブル」でアンジョルラス役をオーディションで射止めデビュー。
  • 2021年10月、7年間所属していた「オーチャード」を、 契約期間満了に伴い退所。

エピソード

編集
  • 小さい頃から歌が好きで夢はロック歌手だった。高校入学後バンドを組もうとしていたが、音楽の先生に勧められ高校2年生より声楽を習い始める[3][4]
  • 東京藝術大学在学中より、「ドン・ジョヴァンニ」、「ジャンニ・スキッキ」、「こうもり」等、オペラオペレッタで舞台を踏む。ソプラノ歌手鮫島有美子のバックコーラスとしても活躍[5]
  • 映画「容疑者Xの献身」オリジナル・サウンドトラックにコーラスとして参加している。
  • 大学3年の時には、学生サークルによる自主企画の「レ・ミゼラブル」で、アンジョルラス、およびジャベールを演じた。演じるにあたり、「レ・ミゼラブル」2007年公演を観劇。エピローグ”世に苦しみの…”が胸に響く[5][6][7]
  • 大学では、舞台演出家小池修一郎の授業を受けており、素質を認められていた[8][9]
  • 「レ・ミゼラブル」オーディション一次審査では、2曲歌うことになっており、「一日の終わりに」を最初に歌った。その後アンジョルラスの歌があるからと軽めに歌い、席に戻って2曲目のイメージをふくらませていた所、“はい、お疲れ様でした”となり、“あ、落ちた”と真っ青になったが、実際は合格した[10]
  • 「レ・ミゼラブル」では、その歌唱力を各メディアで高く評される[11][12]

人物・嗜好

編集
  • 声種バリトン
  • シューズサイズは、28cm。
  • 好きな女性のタイプは、古風で風情や情緒がわかる人。恋愛には熱くなるほう[13]

出演

編集

舞台

編集

コンサート

編集
  • 「東日本復興応援チャリティーイベント ワンダーランドへようこそ!!」(THEATRE1010) - (2011年12月16日,18日)
  • 「クリスマスディナーショー 2011」(宝塚ホテル) - 和音美桜原田優一との共演 (2011年12月24日)
  • 「鮫島有美子 “愛の讃歌”〜岩谷時子の世界〜」(札幌コンサートホールKitara東京オペラシティコンサートホール) - (2012年12月18日,20日)
  • 「ミュージカル『ア・ソング・フォー・ユー』クリスマススペシャルコンサート」(中野サンプラザ) - ゲスト出演 (2012年12月19日)
  • 「上原理生&酒井崇バリトン・リサイタル〜Silent Night〜」(東京オペラシティリサイタルホール) - (2013年12月19日)
  • 「クリエ・ミュージカル・コレクション」(シアタークリエ) - (2014年1月)
  • 「RIO UEHARA FIRST MOVEMENT 〜上原 理生 リサイタル〜」 (白寿ホール) - (2014年5月16日)
  • 「上原理生 Official Fan Club発足記念ライヴ」(Music Restaurant "La Donna") - (2014年10月29日)
  • 「上原理生&酒井崇 バリトンリサイタル〜O HOLY NIGHT〜」(浜離宮朝日ホール) - (2014年11月11日)
  • 「上原理生 オフィシャルファンクラブイベント DerMond Fest」(Art Cafe Friends) - (2015年2月28日)
  • 「ORCHARD LIVE」(新宿ReNY) - (2015年8月3日)
  • 「上原理生ファーストコンサート」 (東京文化会館) - (2015年10月14日)
  • 「Adam's First Live」(よみうり大手町ホール)-(2017年2月10日・11日) (関内ホール) (2月17日)
  • 「ドリーム・キャラバン 2023 with シンフォニック・ジャズ・オーケストラ」(東京オペラシティ) - (2023年11月)[20]
  • 「ロミオ&ジュリエット」 日本オリジナルバージョン ハイライト・ライブ録音盤CD (山崎Ver.) - 2012年3月15日発売
  • 「Die Welt」上原理生ファーストCDアルバム - 2015年10月14日発売
  • 「1789〜バスティーユの恋人たち〜」日本オリジナルバージョン ハイライト・ライブ録音盤CD (自由ver.) (平等ver.)

テレビ

編集
  • 「久保みねヒャダ 明けましてこじらせナイト 寿スペシャル<祝!2014年フジテレビで初笑>」(フジテレビ) ゲスト出演 - 2014年1月1日
  • 「久保みねヒャダ 明けまして寿スペシャル2015」(フジテレビ) ゲスト出演 - 2015年1月1日
  • うたコン」(NHK) 生放送出演 - 2016年9月13日
  • うたコン」 (NHK)生放送出演 ‐2017年4月18日
  • クラシックTV「みんなが夢中!レ・ミゼラブル」2021年4月29日
  • 2022 FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ)「ミス・サイゴン」カンパニー メンバー - 2022年7月13日

ラジオ

編集
  • 「日刊!さいたま〜ず」(NHKさいたま放送局) ゲスト出演 - 2013年11月28日
  • 「望海風斗のサウンドイマジン」(NHK) ゲスト出演-2024年9月22日

書籍

編集
  • 月刊誌「シアターガイド」(2011年2月号-2011年7月号) - 「私の今月」連載
  • 「気鋭のミュージカル俳優たち: Actor's Mind 上原理生 海宝直人 小西遼生 成河 中川晃教 平方元基 古川雄大」 徳間書店 - 2016年8月26日発売

脚注

編集
  1. ^ a b c d 上原 理生のプロフィール”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2024年8月13日閲覧。
  2. ^ a b c 学報 第456号(平成21年3月号)” (PDF). 東京藝術大学. p. 12 (2009年4月15日). 2024年8月13日閲覧。
  3. ^ 「帝劇ワンダーランド」2011年1月31日ぴあ株式会社発行より
  4. ^ 隔月誌「ミュージカル」2011年3・4月号株式会社ミュージカル出版社発行より
  5. ^ a b 東宝「レ・ミゼラブル」2011公式パンフレットより
  6. ^ 隔月誌「acteur」2011年5月号株式会社キネマ旬報社発行より
  7. ^ 月刊誌「BEST STAGE」2011年6月号株式会社音楽と人発行より
  8. ^ 隔月誌「ミュージカル」2011年9・10月号株式会社ミュージカル出版社発行より
  9. ^ 「ロミオ&ジュリエット」2011公式パンフレットより
  10. ^ 東宝「レ・ミゼラブル」2011公式ブログ 2011年5月4日付「アンジョルラス&グランテール トークショー」より 2011年9月17日閲覧。(2012年2月22日閲覧不可)
  11. ^ 「東京新聞」2011年5月19日(木)付15面より
  12. ^ 隔月誌「ミュージカル」2011年5・6月号70頁株式会社ミュージカル出版社発行より
  13. ^ 「アプローズ Vol.01」2011年8月25日株式会社メディアボーイ発行より
  14. ^ "【舞台写真・コメント】Daiwa House presents ミュージカル『生きる』いよいよ初日開幕!" (Press release). PR TIMES. 6 September 2023. 2024年8月13日閲覧
  15. ^ 望海風斗が“最悪の王妃”演じるミュージカル「イザボー」キャスト集結のビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月6日). 2023年11月6日閲覧。
  16. ^ ミュージカル『イザボー』 > CAST / STAFF”. ミュージカル『イザボー』 (2023年11月6日). 2023年11月6日閲覧。
  17. ^ “「スウィーニー・トッド」マルシアら全キャスト発表、アンソニー役は山崎大輝・糸川耀士郎”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月28日). https://natalie.mu/stage/news/542862 2023年9月28日閲覧。 
  18. ^ 柏木ひなた主演のリーディング・オペラ「蝶々夫人」共演に上原理生・宮原浩暢・市川笑三郎”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月1日). 2024年8月2日閲覧。
  19. ^ 平野啓一郎の小説「ある男」ミュージカル化、浦井健治・小池徹平がW主演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月19日). 2024年12月19日閲覧。
  20. ^ “ミュージカル&映画音楽で全国巡る「ドリーム・キャラバン」に朝夏まなと・上原理生・浦井健治ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月28日). https://natalie.mu/stage/news/538650 2023年9月28日閲覧。 

外部リンク

編集