三菱・フリーカ

三菱自動車工業のミニバン型乗用車

フリーカ(Freeca)はアジア新興国向けに三菱自動車工業が生産していたMPV(多目的車)である。フィリピンではアドベンチャー(Adventure)、インドネシアではクダ(Kuda)と名乗る。三菱自動車が展開する「ダイナミックファミリーワゴン(DYNAMIC FAMILY WAGON:DFW)」シリーズ。

三菱・フリーカ
台湾仕様
台湾仕様(フリーカII)
台湾仕様(トラック)
概要
別名 三菱・アドベンチャー
三菱・クダ
販売期間 1997年9月 - 2008年 (台湾)
1998年1月 - 2018年フィリピン
1999年3月 - 2005年 (インドネシア)
ボディ
乗車定員 5-10人
ボディタイプ 5ドア MPV
ピックアップトラック(台湾向けのみ)
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 直4 1.6L/2.0L SOHC(ガソリン)
2.5L ディーゼル
変速機 4速AT/5速MT
車両寸法
全長 4320-4375mm
全幅 1650-1690mm
全高 1800-1830mm
その他
ベース車 三菱・パジェロ
系譜
後継 三菱・ジンガー(フリーカ)
三菱・エクスパンダー(アドベンチャー/クダ)
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概要

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1997年台湾で DFW の第一弾として発売された。

ドアをはじめ、多くの部品を2代目パジェロから流用している。ワゴンの最上級グレードはスーパーエクシードである。

エンジンは直列4気筒1600ccの4G18型SOHC16バルブ、2000ccの4G63型SOHC16バルブの各ガソリンの他、2500ccの4D56型SOHC8バルブディーゼルがあり、仕向け地により異なる。

トランスミッションは当初5速MTのみであったが、4速ATが追加設定されている。

乗車定員は地域の税制により、1列目がセパレートシートの5人乗り( 2 + 3 )から、1・2列目ベンチシート、荷室が向かい合わせの10人乗り( 3 + 3 + 2 × 2 )まで存在する。

マイナーチェンジを受けており、2004年モデルより一部の商用グレードを除き、ブーレイ(en:Olivier Boulay)顔にフェイスリフトされている。

台湾ではピックアップトラック仕様も存在した。

歴史

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  • 1997年9月:台湾で生産開始。
  • 1998年1月:フィリピンで「三菱・アドベンチャー」の名で生産開始(DFW第二弾)[1]
  • 1999年3月:インドネシアで「三菱・クダ」の名で生産開始(DFW第三弾)[2]。1600ccエンジンを搭載。
  • 2005年:インドネシアのクダが生産終了。多目的車であるスズキ・APVのOEMであるメイブンにバトンタッチすることとなった。
  • 2007年:台湾での製造を終了。フィリピン製のアドベンチャーのみ生産継続。
  • 2017年10月:翌年導入される排ガス基準に対応できないため、フィリピンでの生産を終了[3]
  • 2018年初頭:フィリピンで販売終了。後継車はインドネシアから輸入されるエクスパンダー

製造

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  • 中華汽車(台湾)
  • フィリピン三菱自動車(アドベンチャー)
  • インドネシア三菱自動車(クダ)

関連項目

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出典

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外部リンク

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