三浦友理枝
日本のピアニスト (1981-)
三浦 友理枝(みうら ゆりえ、1981年6月20日 - )は、日本のクラシック音楽のピアニスト。
三浦 友理枝 | |
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生誕 | 1981年6月20日(43歳) |
出身地 | 日本・大田区 |
学歴 | 英国王立音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
公式サイト | 三浦友理枝オフィシャルサイト |
来歴
編集東京都大田区出身。ヤマハ音楽振興会、オフィス・ナガノ所属。ソロ活動、オーケストラとの共演のほか、川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝トリオとしても活動している。ヤマハの支援が多く、同社鍵盤楽器製品の試演・紹介を行うことも多い[1]。ショパン、ラヴェルやプロコフィエフの作品などを主に得意とする。特に作曲者のラヴェル自身がピアノ演奏用に編曲したラ・ヴァルスは十八番であり[2]、リサイタルでも度々演奏している。容姿も優れた演奏者として、音楽をテーマとした映画『神童』にも登場した。
学歴
編集受賞歴
編集- 第3回 ゲッティンゲン国際ショパンコンクール 第1位(1995年)
- 第3回 マリエンバート国際ショパンコンクール 第1位(1999年) - 最年少での受賞
- 第47回 マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール ピアノ部門第1位(2001年) - 金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞。
- 第15回 リーズ国際ピアノ・コンクール 特別賞(2006年)
- 第26回 新日鉄住金音楽賞 フレッシュアーティスト賞(2016年)
ディスコグラフィー
編集- 印象〜impression〜(2005年4月27日、AVCL-25035)
- エチュード (2007年4月11日、AVCL-25137)
- 1 - 12. ショパン:12の練習曲 作品10
- 13. ショパン:即興曲第1番変イ長調 作品29
- 14. ショパン:即興曲第2番嬰ヘ長調 作品36
- 15. ショパン:即興曲第3番変ト長調 作品51
- 16. ショパン:即興曲第4番嬰ハ短調「幻想即興曲」作品66
- 17. ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
- ショパン:24のプレリュード(2007年4月11日、AVCL-25451)
- レコード芸術(音楽之友社)特選盤
- 1 - 24. ショパン:24のプレリュード
- 25. ショパン:プレリュード嬰ハ短調 作品45
- 26. ショパン:プレリュード変イ長調(遺作)
- 27 - 29. ショパン:3つの新しいエチュード(遺作)
- 30. ショパン:ボレロ 作品19
- RAVEL(2009年3月25日、AVCL-25429)「川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝トリオ」として)
- 1 - 4. ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
- 5 - 9. ラヴェル:マ・メール・ロワ(三重奏版)
- 10. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(三重奏版)
- ピアノ協奏曲 ト長調 〜ラヴェル ピアノ作品集〜(2009年4月22日、AVCL-25440)
- 1 - 3. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
- 指揮:ケン・シェ、管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
- 4. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
- 5. ラヴェル:古風なメヌエット
- 6 - 8. ラヴェル:ソナチネ
- 9 - 16. ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
- 17. ラヴェル:水の戯れ
- 1 - 3. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
出演
編集映画
編集- 神童(2007年)- 相原こずえ 役
テレビ
編集- 生誕200年みんなのショパン(2010年10月31日、NHK BS hi)
- 題名のない音楽会(2018年12月8日、テレビ朝日) - 川久保・遠藤・三浦トリオで、ブラームス「ハンガリー舞曲第6番」とラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」を演奏した[4]。
ラジオ
編集脚注
編集- ^ “ピアニスト 三浦友理枝さん インタビュー”. PSTA. ヤマハ (2011年3月18日). 2013年3月8日閲覧。
- ^ 印象〜impression〜(2005年4月27日、AVCL-25035)柴田克彦のライナーノーツより
- ^ 吉澤ヴィルヘルム『ピアニストガイド』青弓社、印刷所・製本所厚徳所、2006年2月10日、16ページ、ISBN 4-7872-7208-X
- ^ “才色兼備の女性トリオと楽しむ休日”. テレビ朝日 2019年4月9日閲覧。
外部リンク
編集- 三浦友理枝オフィシャルサイト
- 三浦友理枝 ウェブサイト - avex-CLASSICS
- 三浦友理枝 (@yuriemiura) - X(旧Twitter)